パチンコ「9万発ライトミドル」が好評…出玉特化の銀スペックが金より人気!?

　ホットな新台をユーザーの感想を交えつつ掘り下げていくこのコーナー、【激アツ新台実戦JUDGEMENT】。

　今回のピックアップマシンは、金に勝る銀もある!?　8年ぶりに復活した『キン肉マン』のセカンドスペックは超実力派のパーフェクト超人だった！『ぱちんこ キン肉マン3 キン肉星王位争奪編 友情シルバー』（以下キン肉マンシルバー）だ。

　2スペック同時登場となった『キン肉マン』。従来ならメインスペックにして主力機種となるミドルタイプに注目が集まるところだが、本機では導入前よりこの『キン肉マンシルバー』のほうが神スペックではないかとファンの間では話題になっていた。

　市場トレンドの一角を担う『超源』を意識した、継続率が90％を超える連チャン力特化の『キン肉マンゴールド』。死角はないはずだったのだが、出玉と連チャンのバランスが魅力の『キン肉マンシルバー』がより人気を集める結果となった。

　ホールでみても客付きの良さは明らかに『キン肉マンシルバー』に軍配が。設置店舗数が2：1にも関わらず、である。最近、存在感を増してきた3000発出玉などボリューム感のあるマシンの影響なのかもしれない。

■気になるユーザーの反応は？

「シルバーのほうが面白そう」「シルバー一択」「スペックだけ見たらシルバー打ちたい」とその評価はうなぎのぼりとなっている。

　スペックとしては、大当り確率が約1/229.9のライトミドルゾーンで、突入率51％、継続率80％のRUSHを搭載。RUSH中は77％で最大出玉となる10ラウンド約1200発を獲得できる。

　というか、次回ループ式なので継続率80％だから大当りすればほぼ1200発（バトル勝利でALL10ラウンド）。大当り＝継続＆最大出玉と往年のバトルスペックを彷彿させるゲーム性となっているのである。

　そして、ライトミドルながら爆発力は『ゴールド』にも引けを取らない。3万発、4万発は射程圏内。直営店ではMAX9万発を叩き出すなど、その爆発力は相当なものを秘めている。

　また、本機にも遊タイムとチャンスゾーンは搭載されており、遊タイムは大当り間を599回転させると発動。以後、100回転の電サポに突入するが右打ち中は1/1で大当りするので、則座にそのままRUSHの継続抽選告知へと移行する。

　一方、チャンスゾーンは『ゴールド』と同様で、初当りのRUSH非突入時はCZに移行する可能性あり。夕方背景の大当りは内部的にチャンスゾーンとなっていればRUSH突入期待度がアップする。大当りしやすい確率帯だけに、本機のほうがCZの恩恵にあやかれるであろう。

　稼働状況を見ると、『キン肉マンシルバー』はこれからでも増台、追加導入が頻繁に起こりそうなので、近所のホールに導入されていないファンでも打つチャンスが充分に巡ってきそう。今後の動向にも注目である。

（文=大森町男）
<著者プロフィール>
羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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