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JRAディープボンド、タイトルホルダーに水を差す天皇賞・春の「裏の顔」、過去10年で5回が万馬券決着…波乱を演出した大穴の「激走サイン」を見逃すな

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ディープボンド、タイトルホルダーに水を差す天皇賞・春の「裏の顔」、過去10年で5回が万馬券決着…波乱を演出した大穴の「激走サイン」を見逃すなの画像1
タイトルホルダーは菊花賞馬の意地を見せられるか

 5月1日、阪神競馬場では天皇賞・春(G1)が開催される。長距離王を決める伝統のレースに今年は18頭がエントリー。長丁場で手腕を問われる騎手たちの道中の駆け引きも非常に興味深い。過去にメジロマックイーンやディープインパクトなど、レジェンド級の名馬も制した一戦で勝ち名乗りを挙げるのはどの馬だろうか。

 下馬評では早くも昨年の2着馬ディープボンドと菊花賞馬タイトルホルダーの2頭による一騎打ちムードが濃厚だが、一筋縄でいかない雰囲気を漂わせているのは、波乱が続く今年の春G1の傾向だ。

 高松宮記念から皐月賞まで行われた4週連続G1開催において、1~2番人気に推された馬は、まだ一度も勝てていない。唯一、馬券圏内に好走したのは武豊騎手とドウデュースの3着のみという有様である。

 ここまで荒れ放題ともなると、心理的にもそろそろ平穏決着が恋しくなる頃合い。そういう意味では、比較的堅い決着が続いている天皇賞・春なら予想もやりやすくなるかもしれない。

 過去10年の勝ち馬は、大本命のオルフェーヴルが惨敗して14番人気ビートブラックが大穴を開けた2012年を除けばすべて4番人気以内。今年の優勝馬も人気馬から出る可能性は高いだろう。

 その一方で、馬連や3連複の平均配当は万馬券。3連単に至っては23万円を超えていることは見逃せない。一見、堅そうに思えるレースにもかかわらず、これほどまでに配当が跳ね上がっている理由は、2着3着にノーマークの大穴が食い込み、波乱を演出したことによるものだ。

 先述したビートブラック含め、二桁人気の馬が激走したケースは5回。つまり、2回に1回は荒れているという現実が立ちはだかっていることが分かる。これを後押しするかのように、4番人気以内の馬が9勝を挙げながらも、1~2番人気がいずれも馬券の圏内に好走したケースは、レインボーラインとシュヴァルグランのワンツーとなった2018年の一度しかなかった。

 堅そうに思えたレースの「裏の顔」に気付いてしまうと、天皇賞・春もまた4週続いた波乱の波に飲み込まれるのではないかという不安を感じてしまう。

 そんな中、この波乱含みの天皇賞・春に絶大な自信を見せたのが、昨年の天皇賞・春を予告通りに的中してみせた競馬情報のプロ集団『ワールド競馬 Web』だ。

 現役時代にレジェンドといわれた競馬関係者が集結している彼らの武器は、引退後も競馬関係者と親密な関係にあるOBが提供する圧倒的な情報力。プライベートでも現場の関係者と親密な仲であるからこそ、表に出ないような情報の入手も実現しているという。

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鋭い分析が魅力のダービージョッキー大西直宏氏

 しかも、情報ストラテジスト(戦略家)として所属する大西直宏氏は、1997年にサニーブライアンとのコンビで二冠を達成した元騎手。日本ダービー(G1)の勝利騎手インタビューで語った「1番人気はいらないから1着だけ欲しいと思っていました」という名言は、あまりにも有名である。

 担当者に取材を申し込んだところ、彼らが把握している膨大な情報からここで明かせる「一部でいいなら」と許可をもらえため、この場を借りて公開してみたい。

「例えば、今年のアメリカジョッキークラブC(G2)では、馬連3万4330円、3連複8万7240円をお届けしました。勝ち馬キングオブコージは勿論、本命に推していた馬ですが、それ以上に会員の方から大きな反響があったのは、11番人気で2着に入ったマイネルファンロンを特注の穴馬に指名していたことです。

同馬については、以前より大西直宏氏が関係者から、『前に行くより脚を溜めた方が良さそう』という話を聞いていました。それが現実となり、昨夏には後方一気で新潟記念(G3)を制覇。その後の3走は着外が続いていましたが、AJCCの時には『鞍上も3回目で慣れてきているのがよくわかるし、中山コースでガラリ一変があって不思議ない』とした大西氏のプッシュが決め手になりました」(ワールド担当者)

 事実、ロングラン開催となった阪神開催でも万馬券的中を連発した彼らの持つ情報網の実力は確か。3日の心斎橋S(3勝クラス)でも10番人気ロードマックスをプッシュして3連単22万1820円の高配当的中を実現している。前走で大敗していた馬の一変を見抜くことに成功したのも、G1で掲示板に載ったことのある実力の持ち主が、走れる状態にあることを関係者から手に入れていたからだという。

 担当者が「これはあくまで一例に過ぎません」と豪語するのも、言われてみればその通りかもしれない。我々のようなファンは、新聞やネットなどで出回る一般のメディアが発信する情報だけが頼り。表に絶対に出ないような現場の情報を持つプロとは、そもそも戦っている土俵が違う。丸腰の素人が運よく穴馬券を的中出来たとしても、それはラッキーな偶然に過ぎず、確かな裏付けが武器のプロ相手に敵う訳がない。かといってそんなことを嘆いたところで、これが現実なのだ。

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関係者の裏情報で大金ゲットも夢ではない?

 そんな我々に救いの手を差し伸べてくれたのがワールドである。

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