G1フェブラリーステークスに「談合」で勝った!? 名ジョッキー・武豊にささやかれる”好展開レース”の不可解

JRA通算勝利数3,722勝(※5月28日時点)、国内&海外のG1勝利数は優に100勝を超え、競馬に興味のない人でも”ジョッキー武豊”の名前を知らない者はいないだろう。そんな競馬界のスーパースターも、近年は乗鞍数が激減し、かつて不動のリーディングジョッキーだった頃の輝きは消えつつある。
「いまや”メイショウ”の冠で知られる松本好雄オーナーからの騎乗依頼くらいしか、有力馬に乗る機会はなくなりましたからね。そういう意味では、フェブラリーSでのコパノリッキーは是が非でも勝たなければならなかったというのが、豊の本音でしょう」(栗東関係者)
コパノリッキーは2月22日に東京競馬場で行われたダートのG1レース「フェブラリーS」を勝利。スタートがあまりよくなかったコパノだったが、武騎手は手綱を押して先行争いに加わっていき、大外からハナにいったアドマイヤロイヤルの姿を見るや、2番手に控え、かぶされないように外目から徐々に上がっていき、直線を向くと抜群の手応えで抜け出し、見事に栄冠をつかんだ。
玄人筋をうならせた豊の完璧騎乗だったが、実はこのレースにはとんでもない裏があったという。事情通X氏はこう語る。
「レース前に、これまで豊にお世話になっていた関西を中心とした某ジョッキーたちから『今日は豊さんがG1を勝つチャンスなんだから、無理に先行して競りに行くなよ』といった、信じられない”お達し”が出たんですよ。だから、本来なら前に行く馬が行かずに、先行有利の展開になったでしょう。そんなお達しに耳を傾けなかったとみられるのは、アドマイヤで逃げた横山典弘騎手や、追い込み馬なのに先行してゴール前詰め寄ったインカンテーションの内田博幸騎手くらいですかね」
確かに同レースをよくよく見てみると、本来は逃げるはずだったコーリンベリーの松山弘平騎手は、1枠に入ったにもかかわらず3コーナでは10番手追走、前走逃げた北村宏司騎手のグレープブランデーも4コーナでも5番手追走、これまた先行馬の三浦皇成騎手サトノタイガーに至っては、3コーナで14番手という絶望的な位置取りに終始した。
こういった展開に激怒したのが、勝浦正樹騎手だったという。
別の競馬関係者によれば、レース前に”武豊騎手に絡むな”という通達を出した関西有力騎手をはじめとしたその仲間たちに「冗談だろう! そんなんじゃ、レースにならないよ! おかしいって絶対に!!」と興奮気味に声を荒らげていたとか。
実際に勝浦騎手が乗ったレッドアルヴィスは、前走も前々走も2番手につけてレースを進めていたが、今回は上記のような”武豊G1奪取応援隊”の包囲網に遭い、思うようなレースをさせてもらえなかったように見える。
もっとも「そんなことはレース前からわかりきっていたんだから、思い切って横山騎手みたいに逃げるとか、策はあったでしょう」と勝浦騎手に苦言を呈する声もある。
もちろんすべてのジョッキーが手を抜いたわけでもなければ、直線で追わなかったわけでもないから、”八百長”とは言い難いだろう。しかし、明らかに武豊騎手のコパノリッキーにとっては有利な展開になったことは否定できない。それだけに勝浦騎手の不満も理解はできるが、そういった不利な状況を打破してこそ一流ジョッキーということなのだろうか?
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