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JRA川田将雅「サートゥルナーリアは抜けている」評価……皐月賞ヴェロックスはあくまで「挑戦者」競馬界でも圧倒的な支持を集める怪物

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 14日に中山競馬場で開催される皐月賞(G1)。今年はサートゥルナーリア(牡3 栗東・角居勝彦厩舎)が断然の1番人気に支持されそうだ。

 3戦3勝、一度も鞭を使わず圧勝を続ける様は、同じく鞭なし3戦3勝でクラシックに臨み、2005年無敗の皐月賞馬となったディープインパクトと重なる。サートゥルナーリアも、それこそディープ以来14年ぶり「無敗の皐月賞馬」になる資格は十分だ。

 そして、この馬の凄みを感じているのは競馬ファンだけでなく、当然ながら現場関係者も同じのようだ。現在全国リーディングトップの51勝を挙げ、皐月賞には有力の1頭ヴェロックスに騎乗する川田将雅騎手も、その1人。

 10日に行われた共同会見では、ヴェロックスに関し「中山芝2000mというコース形態については特に問題ない」「いい最終追い切りだった」と同馬が順調そのものであると口にした。一定の自信は感じられたが、記者から「今回、怪物級と言われるようなライバルも1頭いるというムード」と質問を受けると、こう返答した。

「ライバルというのも失礼かなと思いますけどね。1頭、抜けていると思いますから」

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