新潟2歳S(G3)で「新種牡馬3頭」の期待馬が激突!激しい生存競争を生き残るため「最重要」のマイル重賞を手にする種牡馬は……
本質的には短いところが良いかもしれないが、2歳のこの時期であれば能力で押し切れるはずだ。生産頭数が16頭、現時点でのJRA登録が4頭しかいない圧倒的に不利な立場のジョーカプチーノ。だが、かつて10番人気の低評価を覆しNHKマイルCを勝ったように、今回も”大番狂わせ”を見せてくれるかもしれない。
アメリカの2冠馬として鳴り物入りで来日したアイルハヴアナザーが、早くも重賞に産駒のクイントゥープル(牝、美浦・大和田厩舎)を送り込んできた。
新潟内回りとなる1400mの新馬戦を完勝したが、大和田調教師は「外回りの1600mの方がむしろ合っていそう」と、さらなるパフォーマンスの向上を見込んでいる。デビュー以来、追い切りを付けている嘉藤貴行騎手(レースは津村明秀騎手)も「より反応が良くなっていますね」と手応えを感じており、今回は大きな上積みが期待できそうだ。
米2冠馬といえば、やはり日本競馬に革命を起こしたサンデーサイレンスが想起されるが、アイルハヴアナザーもそんな歴史的種牡馬のような活躍ができるだろうか。まずは愛娘の走りに期待したい。
新潟競馬場が改修され距離が直線の長い1600mに変更されてからは、エフティマイア、セイウンワンダー、ジャスタウェイ、ハープスター、イスラボニータ、昨年のロードクエストと次々とG1級の名馬を輩出。年々評価が高まっているのが、この新潟2歳Sだ。
さらに、まだ何の実績もない新種牡馬が好スタートを切るために「マイルの重賞」で好成績を挙げることは極めて重要といえる。
2歳新馬戦が始まり、初年度産駒のアピール開始となる6月から、来年の種付け期間が終了する翌年6月までの約1年間、初年度産駒が出走できるマイルG1は国内だけでも阪神ジュベナイルF、朝日杯フューチュリティSの2歳G1に始まり、桜花賞、NHKマイルC、場合によっては安田記念と「計5つ」も存在する。
これは他のカテゴリーと比較して、断トツの数字である。
つまり「マイルの重賞」で好成績を挙げれば、それだけで馬産地に存在を大きくアピールできる機会が増えることに直結するということ。
それだけにルーラーシップ、ジョーカプチーノ、アイルハヴアナザーの新種牡馬3頭は、是が非でもここで有力馬を輩出し、生き残りを懸けた新種牡馬争いをリードしたいところだ。
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