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凱旋門賞(G1)世界女王エネイブル敗れる! ヴァルトガイスト優勝、武豊騎手&日本馬の結果は

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競馬つらつらより

 6日、フランスのパリロンシャン競馬場で凱旋門賞(G1)が行われ、日本で9番人気だったヴァルトガイスト(牡5歳、仏・A.ファーブル厩舎)が優勝。3連覇が懸かったエネイブルは2着に敗れた。

「歴史」の壁は厚かった。3連覇が懸かり「エネイブルチャレンジ」と銘打たれた今年の凱旋門賞。大本命の世界女王は、日本でも単勝1.5倍という圧倒的支持を集めていた。

 最後の直線で逃げていたガイヤースを交わして先頭に出たエネイブル。J.ゴスデン調教師が「ライバル」と警戒していた3歳馬のジャパンやソットサスが必死に食い下がるが、先頭を譲らない。前人未到の凱旋門賞3連覇への期待が高まったが、最後の最後、後方にいたヴァルトガイストが外から強襲。ゴール前で捉えられ、今年は2着で終わった。

「エネイブルは並ばれると、さらに加速する驚異的な勝負根性の持ち主。ヴァルトガイスト陣営は重い馬場を嫌っていましたので、馬場の良い外を選んだと思いますが、あえて併せ馬に持ち込まずに外から差し切った陣営の作戦勝ちでしたね。お見事です」(競馬記者)

 なお、3着には仏ダービー馬のソットサス。4着にジャパン、5着にマジカル。武豊騎手騎乗のソフトライトが6着。期待された日本馬はキセキの7着が最高で、ブラストワンピースが11着、フィエールマンが最下位の12着という残念な結果だった。

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