GJ > 競馬ニュース > ワーケア圧勝に超自信!?
NEW

JRA・C.ルメール「ダービー勝てる」ワーケア圧勝に超自信!?「2歳No.1候補」サリオスと告げるハーツクライ新時代の到来

【この記事のキーワード】, , ,

JRA・C.ルメール「ダービー勝てる」ワーケア圧勝に超自信!?「2歳No.1候補」サリオスと告げるハーツクライ新時代の到来の画像1

「まだ、良くなる」

 19日に東京競馬場で行われたアイビーS(OP)。3年前の勝ち馬ソウルスターリングが翌年のオークス(G1)、昨年のクロノジェネシスが今年の秋華賞(G1)を勝つなど、出世レースの地位を確立している2歳オープンで、今年も楽しみな馬が来年のクラシックに名乗りを上げた。

「とても乗りやすい馬。道中はいい感じで行けた」

 この日、6勝と大爆発だったC.ルメール騎手が手放しで評価したのは、単勝1.3倍の圧倒的1番人気に応えたワーケア(牡2歳、美浦・手塚貴久厩舎)だ。

 8頭立てで行われた芝1800mのレース。だが、キャリアの浅い2歳馬のレースとあって、折り合いを欠く馬が何頭かいたが、そんな中でワーケアとルメール騎手は折り合いピッタリ。

 スリリングドリームが飛ばして重馬場ながら1000m通過が61.2秒という、この時期の2歳OPにしては、やや速いペースとなったが、最後の直線では外からあっさり抜け出している。最後はノーステッキで3馬身差をつける楽勝だった。

「『最後の直線は3、4回手前を替えたけど、馬場が緩いこともあった』とルメール騎手が語っていた通り、スパートする直前に一瞬、前の馬に追突しかけるなど、まだ幼い部分はありますが、手前を替えてエンジンが掛かってからは圧巻の伸びでしたね。

実はワーケアは、今回のレース前、手塚(貴久)調教師が「(ルメール)ジョッキーが『すごく良かった。ダービーを勝てる馬』と言っていた」と自信を見せていたほどの逸材です。

ルメール騎手もそう簡単には手放さないでしょうし、このまま順調に行けば来年のクラシックの主役候補になりそうです」(競馬記者)

 これで2戦2勝となったワーケア。ハーツクライ産駒の大物といえば、先日のサウジアラビアRC(G3)で単勝1.5倍の人気に応えたサリオスもいる。キングカメハメハ、ディープインパクトといった大種牡馬が世を去ったこの年、早くも「第3の存在」ハーツクライが日本の競馬を牽引しようとしている。

「まだ体がしっかりしてない所もあるので、まだ良くなる。距離は延びても大丈夫」

 そうクラシックを見据えるルメール騎手。来年もやはりルメール中心の三冠戦線になりそうだ。

JRA・C.ルメール「ダービー勝てる」ワーケア圧勝に超自信!?「2歳No.1候補」サリオスと告げるハーツクライ新時代の到来のページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  2. 【NHKマイルC】C.ルメール「一鞍入魂」アスコリピチェーノと必勝態勢!オークス、日本ダービーも騎乗馬決定か…シックスペンスとはコンビ解消
  3. 三浦皇成「これはモノが違う」悲願のG1初制覇が目前で霧散…「今後、ダート界を引っ張る馬になってほしい」宿敵レモンポップへ1年越しの挑戦状
  4. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  5. 【天皇賞・春】「横山典弘マジック」に翻弄された敗戦の弁?大敗でも爪痕残した名手の存在感…テーオーロイヤル、ディープボンドの好走にヒント
  6. 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
  7. 【オークス】石川裕紀人が滑り込みでラストチャンスをゲット!?血統的に距離延長歓迎の穴候補に浮上…カワカミプリンセス、カレンブーケドールに続けるか
  8. 「うまく力を出せた」2年目女性騎手が2ヶ月ぶり白星! 「負担重量の注意義務」を怠り戒告処分も…翌日1Rで名誉挽回の好騎乗
  9. 「信じた俺がアホ」天皇賞・春(G1)大本命テーオーロイヤル優勝も「自信の1点勝負」は空振り…藤田伸二氏が前夜に感じ取っていたドゥレッツァの危険な前兆
  10. 【NHKマイルC】“アスコリピチェーノVSジャンタルマンタル”仁義なき社台グループの頂上決戦に決着をつける不気味な伏兵!