真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.12.01 05:43

チャンピオンズC(G1)クリソベリル断然「3歳馬」の理由!? 「今年の限り」あの“大穴馬”にもビッグな追い風が!
編集部

1日に行われるダート王決定戦チャンピオンズC(G1)。今年はゴールドドリーム、インティ、オメガパフューム、チュウワウィザードなど新旧ダート王が顔を揃え、非常に難解な大混戦となっている。
それでも、最も人気を集めそうなのは無敗の3歳馬クリソベリル(牡3歳、栗東・音無秀孝厩舎)か。前日オッズ(土曜現在)も単勝3.5倍ながら、1番人気に推されている。
ただ、ある記者はクリソベリルの「このオッズは、断然美味しい」というから驚きだ。
確かに、昨年ルヴァンスレーヴがこのレースを制したように、決して3歳馬が通用しないレースではない。しかし、過去5年で馬券に絡んだ3歳馬は本馬と、2015年2着のノンコノユメのみ。残りの7頭は馬券にすら絡めずに惨敗している。複勝率22.2%は6歳、5歳のベテラン勢に押され気味だが……。
「例年、このレースで3歳馬が苦戦傾向にある最大の理由は『古馬との斤量差が1kgしかないから』と言われています。
しかし、今年はチャンピオンズC週の土日開催が11月に跨ることから、11月の斤量ルールで施行されるんですよ。したがって、昨年の3歳馬は56kgでしたが、今年は55kgで出走が可能。これは大きいですよ。
クリソベリルとルヴァンスレーヴ、どちらが上なのかは分かりませんが、少なくとも例年よりも1kg軽いのは非常に大きな追い風。3歳馬でもトップクラスであれば通用することは歴史が証明していますし、今年のクリソベリルなら、素直に“頭”で狙っていきたいですね」(競馬記者)
PICK UP
Ranking
23:30更新「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】