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チャンピオンズC(G1)クリソベリル断然「3歳馬」の理由!? 「今年の限り」あの“大穴馬”にもビッグな追い風が!

 確かにチャンピオンズCが前身のジャパンCダートとして、11月に行われていた2000年から07年までの8年間は3歳馬が3勝。出走馬が限られていることを考慮すれば、古馬と互角以上に渡り合っていると述べて良いだろう。

 しかし、逆に12月で施行されるようになった2008年以降、3歳馬の優勝は長らく途切れ、昨年のルヴァンスレーヴがチャンピオンズC史上では初めて。秋のダート王決定戦としては11年ぶりの優勝となった。

 記者から言わせれば、その辺りのデータがクリソベリルの評価を下げているとすれば「万々歳」というわけだ。そうなると、当然、もう1頭の3歳馬ワイドファラオにも大きな恩恵がある。

「クリソベリルほどの自信はないですが、穴を狙うならこの馬ですよ。右回りの中山でも重賞を勝っていますが、陣営は『左回りの方がスムーズ』と舞台に自信を持っていますし、何よりも消化不良だった前走のおかげで人気が落ちていますから」(同)

 前走のみやこS(G3)では5着とまずまずの結果だったワイドファラオ。しかしレース後、鞍上のM.デムーロ騎手は相当残念がっていたという。

「今年のみやこSは、ウェスタールンドが強引な追い抜きをしたことでインティが不利を受け、結果的にメイショウウタゲの国分恭介騎手が落馬する後味の悪いレースでした。

どうやら、その“ゴチャゴチャ”にデムーロ騎手も巻き込まれたようで、レース後には『一番良い手応えだったのに!』と嘆いていましたね」(同)

 確かに、不利を受けた後は「フットワークがバラバラになった」らしく、きっちりと馬を追えたのはラスト200mを切ってから。それで5着なら、この馬の潜在能力が一線級の古馬に通用してもおかしくないだろう。少なくとも現状、11番人気と不当な人気になっていることは間違いなさそうだ。

 あまり話題になっていないながらも、例年と比較して「1kg」という大きなアドバンテージがある3歳馬。クリソベリルはもちろん、大穴ワイドファラオの激走にも期待できるかもしれない。

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