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6年前に「キャリーオーバー」も発生…有馬記念ウィークは「WIN5」でボロ儲け?

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ドウデュースと武豊騎手 撮影:Ruriko.I
ドウデュースと武豊騎手 撮影:Ruriko.I

 22日の中山競馬場で開催されるドリームレース有馬記念(G1)。連日のように出走を予定する各馬の情報がニュースを賑わせ、暮れの大一番に対するファンのボルテージも日に日に増しつつある。

 28日にホープフルS(G1)の開催も控えているものの、こちらは2歳G1であり、世間の注目もそれほどではない。そのため、今年の馬券収めは有馬記念というファンは少なくないだろう。

 年間の収支はともかく、せめて有馬記念を的中して締めくくることができれば、気持ちよく年を越せるもの。19日の夜には枠順も確定するだけに、そろそろ本腰を入れて予想に取り組みたいタイミングである。

 とはいえ、今年の主役は有馬がラストランとなる武豊騎手とドウデュースのコンビ。おそらく1番人気が濃厚のため、この馬が優勝すればあまり大きな配当は期待できないかもしれない。

 そこでお勧めしたいのが「WIN5」である。こちらはJRAが指定する5つのレースそれぞれで1着になると思う馬を選び、5レース全ての1着馬を当てる馬券だが、過去10年の有馬記念ウィークは魅力的な配当がズラリ。まだ購入したことがないファンも試しに参加してみてはいかがだろうか。

有馬記念ウィークのWIN5

※配当(的中票数) 勝ち馬の人気

14年 444万4500円(153票) 7-1-2-3-4
15年 352万7880円(194票) 2-4-3-4-8
16年 78万3040円(874票) 1-5-1-9-1
17年 1597万7850円(40票) 4-2-4-7-1
18年 キャリーオーバー(的中なし) 2-11-8-7-3
19年 2439万5460円(25票) 4-8-6-4-2
20年 843万8440円(114票) 15-1-4-2-1
21年 166万6800円(526票) 7-1-5-6-1
22年 373万9110円(204票) 7-7-2-1-1
23年 647万2370円(104票) 6-5-1-4-2

 ご覧の通り、6年前の18年にはキャリーオーバー、それ以外にも1000万円を超える配当が2回、100万円を超える配当は最多6回も出現しているのだ。一発逆転の大勝利を夢見るなら3連単よりWIN5で勝負する方が面白そうだ。

 もちろん、配当が高いということは的中が難しいからというシンプルな理由。攻略のヒントになりそうなのは、近年の有馬記念が8年連続3番人気以内の馬が優勝しているように比較的順当な決着に落ち着いている点か。全体的な点数を考えれば、ここは思い切って絞るのがいいかもしれない。

 厄介なのはそれまでの4つの対象レースだ。毎年のように荒れ放題で明確な傾向やパターンも見られない。ただ二桁台の大穴はほぼ来ないので、4~8番人気くらいの中穴をうまく組み込むのがポイントとなりそう。

■対象5レースの注目馬

中山9R ホウオウサンデー
京都10R ホウオウプロサンゲ
中山10R ラレーヌデリス
京都11R ドンアミティエ
中山11R ドウデュース

高城陽

高城陽

大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。

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