朝日杯FS(G1)大本命サリオスは「惨敗」リアアメリアの二の舞!? 単勝1倍台濃厚もよぎる「先週」阪神JFの惨事……
「リアアメリアがアルテミスS(G3)、サリオスがサウジアラビアRC(G3)と、共に東京のマイル重賞を好内容で勝利している点ですね。末脚勝負になりやすい直線の長いマイル戦というのは、阪神外回りコースの本番と共通しますし、例年もここで好走した馬が2歳王者決定戦でも上位に来ていることは事実。
先週も勝ったレシステンシアは、リアアメリアと同じ2戦2勝の重賞ホースでしたが、ファンタジーS(G3)が阪神外回りとはまったく異なる1400mだったことで、単勝11.2倍の4番人気に甘んじていました」(同)
だが蓋を開けてみれば、ハイラップで飛ばしたレシステンシアが後続を5馬身以上突き放す圧勝劇だった。
改めて2歳戦の難しさを痛感したファンも多いだろうが、6着に凡走したリアアメリアを見る限り「今の阪神外回りのマイル戦を戦う上で、一見似たような東京マイルの実績は、思ったほど当てにならない」という見解が出てきてもおかしくないというわけだ。
「確かにアルテミスSもサウジアラビアRCも東京マイルで行われる2歳重賞ですが、リアアメリアが1:34.3で勝ったことに対して、サリオスは1:32.7のレコード。先週のようなレコード決着になっても、対応できる可能性は高いと思います。
ただ、阪神でデビューしたリアアメリアと違って、サリオスは2戦とも東京。今回が初の関西遠征になりますし、初の右回りにもなります。馬群の中で競馬したい馬なので、多頭数になるのも気になるところです」(別の記者)
無論、そういった“課題”を乗り越えて頂点に立った馬は、これまでも数多くいる。果たして、サリオスは名馬への登竜門を一気に駆け上がて行くのか、それとも先週のリアアメリアの二の舞になってしまうのか……。
1番人気は間違いなさそうだが、思わぬ形で“美味しそうな配当”になるのかもしれない。
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