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JRA中山記念(G2)が「まるでG1」!? インディチャンプVSウインブライト、最優秀短距離馬と最優秀4歳上牡馬が激突!

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 3月1日(日)に中山競馬場で開催される中山記念(G2)。ドバイ遠征や国内G1の大阪杯にステップに使われることが多く、例年、有力メンバーが集うことで知られる。今年も大舞台の活躍を見据える実績馬がしのぎを削ることになりそうだ。

 まず、昨年の勝ち馬ウインブライト(牡6歳、美浦・畠山吉宏厩舎)が、3連覇を狙う。

JRA中山記念(G2)が「まるでG1」!? インディチャンプVSウインブライト、最優秀4歳上牡馬と最優秀短距離馬が激突!の画像1

 昨年は主戦の松岡正海騎手を背に中山記念2連覇を達成すると、香港のQE2世CでG1初制覇を達成。国内復帰戦後は振るわなかったものの、暮れは再び香港に向かい、香港C(G1)を勝利。海外でG1・2勝の実績を残すことに成功した。

 今年も松岡騎手とのコンビで活躍が期待されたが、松岡騎手が落馬で戦線離脱。中山記念はF.ミナリク騎手、そして3月28日のドバイターフ(G1)ではJ.モレイラ騎手を鞍上に迎えることになった。その後は香港に向かい、QE2世Cの連覇を狙う。

 今年も海外の大舞台でトップを目指す戦いが始まる。強力メンバーが揃うようだが、今後に弾みをつけるためにも、負けられない戦いとなるだろう。

 ライバルとして考えられているのが、ウインブライトとは違い、香港で涙を飲んだインディチャンプ(牡5歳、栗東・音無秀孝厩舎)だ。

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 昨年は安田記念(G1)とマイルチャンピオンS(G1)を制し、統一マイル王に輝いた。そして暮れは満を持して、香港マイル(G1)へ向かう。

 日本馬が4頭も遠征した1戦で、実績面からも大将格だと考えられていた同馬は、D.レーン騎手を背に2番人気に支持される。だが、スタートに失敗してポジションを失ってしまうと、最後まで進路を見つけることができず、日本馬の中で最低着順となる7着に終わっていた。

 今年は中山記念をステップに香港のチャンピオンズマイル(G1)を見据える。大舞台に招かれ、昨年のリベンジを果たすために、ここで不甲斐ない姿を見せるわけにはいかない。

 悲願のG1制覇を成し遂げたラッキーライラック(牝5歳、栗東・松永幹夫厩舎)も見逃せない。

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 昨年は主戦の石橋脩騎手とともに中山記念で2着。だがその後は期待に応えることが出来ず、ついに陣営は乗り替わりを決断。C.スミヨン騎手が手綱を握ることになった。

 そして向かったエリザベス女王杯(G1)では中団追走、直線で内から上がり最速の脚を発揮して見事に勝利。続く香港ヴァーズ(G1)でも2着と好走してみせた。

 スミヨン騎手が帰国したため、中山記念ではM.デムーロ騎手が鞍上を務める。今年はすでに重賞2勝をあげ、かつての勝負強さを取り戻しつつあるデムーロ騎手はどんな手綱さばきを見せるのか。

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