真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.10.08 19:41

内田博幸騎手,あの「愛馬」の弟でJRA通算1000勝達成! 運命的な記録達成に喜び
編集部
JRAの内田博幸騎手が、8日東京10Rの本栖湖特別(1000万下)を6番人気のトレジャーマップ(牡5 美浦・石栗厩舎)で制し、JRA通算1000勝を達成した。
10頭立ての6番人気となったトレジャーマップは、2400m戦の道中を最後方で進める。最後の直線では大外に持ち出し、ジリジリと差を詰めてラスト50mで抜け出し、勝利を収めた。「剛腕」が売りの内田騎手らしさが見えたレースだった。
レース運びも、最後の力強い伸びも、どこかで見たような印象があったが、それもそのはず。このトレジャーマップは父ステイゴールドに母ポイントフラッグ。つまり、皐月賞や天皇賞・春などG1競走6勝を挙げた、あのゴールドシップの弟なのである。
ゴールドシップのG1勝利の内、実に4勝は内田騎手で獲得している。「ゴールドシップといえば」で一番名前が多く出る騎手に違いない。そんな内田騎手が、その弟でJRA1000勝達成というのだから、何かしら運命的なものを感じてしまう。
2008年にJRA移籍してから、3年連続で100勝以上を達成。ケガによる離脱による勝ち鞍減少、近年は有力馬に騎乗できない時期もあったが、それでもコンスタントに勝利を重ねている。今年はすでに70勝以上を挙げており、3年ぶりの100勝も十分射程圏である。
そんな内田騎手にもっともG1制覇をプレゼントしてくれたゴールドシップの弟が、メモリアルな勝利を届けてくれた。内田騎手はインタビューで「これだけ多くのファンの方におめでとうと言ってもらい、騎手になって本当に良かったと思います」と晴れやかに語っていた。
PICK UP
Ranking
5:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
宝塚記念(G1)団野大成「謎降板」に関西若手のエースが関係!? 武豊の不可解な登場と突然のフリー発表…関係者を激怒させた「素行不良」の舞台裏
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
- JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
- 【阪神C(G2)展望】武豊“マジック”でナムラクレア、ママコチャを破った重賞馬が待望の復帰戦! 短距離界の有馬記念に豪華メンバーが集結
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 天才の息子・福永祐一は何故「天才」と呼ばれないのか? 「漁夫の利」に集約されたシュヴァルグランでの「決意」に落胆