
まさに「神ってる」!重賞9連続連対とJRA新記録継続中も「夏の王者」戸崎圭太騎手の最大の懸念は同じ地方出身の「あの騎手」の凋落ぶりか

リーディングジョッキーの大記録は、一体どこまで続くのか……。
11日、夏季重賞の獲得ポイントで争うサマージョッキーズシリーズが終了し、通算41ポイントを獲得した戸崎圭太騎手(美浦)が初優勝を果たした。
「毎年このシリーズがあるのは意識していましたが、成績が良くなかったので、チャンピオンになれたのはうれしいです。馬も暑い中、一生懸命走ってくれたおかげです」と戸崎騎手らしい良心溢れるコメントだが、一方でその活躍ぶりは「凄すぎる」の一言に尽きる。
この夏は、まさに「戸崎圭太の夏」だった。
短期免許で来日した香港No.1のJ.モレイラ騎手の活躍も何かと話題になったが、ひと夏を通じて毎週のようにビッグレースで活躍を見せたのが戸崎騎手だった。
春競馬を締めくくる宝塚記念(G1)の翌週、まさに夏競馬の開幕週に行われたラジオNIKKEI賞(G3)をゼーヴィントで勝ってからというもの、その勢いが止まらない。あれよあれよという間に、先週の土日両重賞でもしっかりと連対を果たし、現在『JRA重賞騎乗機会連続連対』を新記録「9」にまで伸ばしている。
ちなみに、この活躍をまとめると下記のようになる。

まさに「神ってる」といえるだけの凄まじい勝負強さだが、特筆すべきは抜けた人気だったのが紫苑Sのビッシュくらいだったこと、さらには新潟記念のアルバートドック以外はすべて人気以上に持ってきていることだ。
また、ハンデ重賞の多い夏競馬で新記録を打ち立てたことにも、大きな価値があるといえる。
「夏競馬の期間中だったのでG3ばかりですが、戸崎騎手はここにきて勝ち鞍だけでなく賞金王争いもトップに躍り出ました。勝率も首位のC.ルメール騎手に次ぐ第2位で、勝ち鞍、賞金、勝率の3部門でトップを獲った際に送られる『騎手大賞』も視野に入っている活躍です。これもまた2006年に武豊騎手が受賞したのが最後。激しい争いですが、ぜひとも達成していただきたいですね」(競馬記者)
JRAの所属騎手にとって最高の栄誉となる『騎手大賞』は、1987年に創設されてから受賞者が岡部幸雄元騎手(2回)、武豊騎手(9回)の2人しかいない大記録。ここ9年間は「該当者なし」となっている。
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