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2020.07.05 06:00

JRAラジオNIKKEI賞(G3)武豊パラスアテナは「馬券圏外」!? 梅雨のハンデ重賞は「激走穴馬」が勝負のカギを握る! 激アツ強力現場情報をもとに「6点」で高額配当を狙う!
文=ハナビ杉崎
「▲」はアルサトワ(牡3歳、栗東・斉藤崇史厩舎)だ。
先週、宝塚記念をクロノジェネシスで制した斉藤崇厩舎が送り込む1頭。2か月半ぶりの前走では、プリンシパルS(L)でタイム差なしの2着だったポタジェに勝利している。成長力には十分期待できそうだ。
「前走は休み明けでしたが、体が絞れて好仕上がりでした。体が締まった分、追ってからの反応もよく、しっかりと動いていました。ただ、今回は逃げ馬が揃いましたし、小回りの1800メートルで忙しくなりそうなので、自分の形で運ぶのは難しそうです。速い脚はないので、馬場が渋った方が勝機はありそうですね」(厩舎関係者)
逃げ馬が多いレースで、無理に前に行くと激流に巻き込まれて潰れてしまう可能性もある。速い脚がないことは、むしろプラスになるかもしれない。また、稍重の未勝利戦を4馬身差で圧勝していることからも、道悪適性がありそうだ。
「△」はディープキング(牡3歳、栗東・藤原英昭厩舎)だ。
半兄にアニマルキングダムを持つ世界的な超良血馬。前走はパンサラッサの2着に敗れたが、今回は2キロ軽い52キロで出走できるのがプラス材料となる。
「まだ勝負どころで反応の鈍さがありますね。小回りの福島コースとなると、致命傷になりかねません。斤量が軽い分、反応が良くなればいいんですが……。ただ、前走の上がり3ハロンはメンバー最速で、2位とは0秒6差と確かな末脚を持っています。血統的には晩成な気がするので、今回は素質でどこまでやれるかといったところですね」(競馬記者)
今回の鞍上は5月に復帰した戸崎圭太騎手。先週も7鞍に騎乗して4勝を挙げるなど、関東のトップジョッキーが復調気配にある。復帰後の初重賞制覇は福島で飾るかもしれない。
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