
JRAソダシで「2800万円」の大勝負!? 阪神JF(G1)で“疑惑”の異常オッズ発生! 6600万円をゲットした幸せ者はもしかしてあの人?
13日、阪神競馬場で行われた阪神JF(G1)は、1番人気に応えたソダシが優勝。白毛馬で初のG1勝利ということもあり、大きな話題を集めた。
しかし、一部ファンの間では、別の話題も盛り上がっている。何者かによる、馬券の「高額購入」だ。
レース当日の昼頃に単複にそれぞれ約1400万円の投票があり、それが同一人物による投票だろうと推測されている。
まず、先に投票されたのが単勝馬券。それによりソダシの単勝オッズが2.9倍から2.5倍へと変動している。そして、続けて複勝馬券に投票があり、複勝の下限オッズが1.3倍から1.1倍へと下がっているのだ。
「いわゆる異常投票といわれるものですね。それまでの区間では100万円ほどの投票しかなかったのが、昼の一定期間で単複それぞれ約1400万円の投票。その中には一般的なファンの投票も含まれますから全てが同一人物の投票ではありませんが、少なくとも単複それぞれ1000万円近くは1人の人物による投票だと思われます。
一部ファンからは、もしかしたらオーナーの金子真人氏が購入したのではないかという噂も出ていたようですが、実際のところはどうなんでしょうね……」(競馬記者)
確かに、一般のファンが立て続けに1400万円もの大金を投入できるのかという疑問は拭えない。それだけに、もしかしたら金子オーナーが購入したのかもという“疑惑”が出たのも仕方がないことなのかもしれない。
過去にはキズナの優勝した2013年の日本ダービー(G1)で、前田晋二オーナーの兄である前田幸治氏が単勝馬券を購入していた例もある。
自身の著書『世界一の馬をつくる』によると「私もできるだけ応援するつもりで、キズナの単勝馬券を購入した」と述べている前田氏。さらに当日には、佐々木晶三調教師から「1番人気の方が勝率が高くなるんです」といわれ、追加で購入したことも明かしている。
最終的にキズナが単勝2.9倍で1番人気、ロゴタイプが3.0倍の2番人気でレースを迎えたが、2頭の差はわずか0.1倍に過ぎなかった。キズナが1番人気となったのは、この応援馬券の“援護射撃”が決定打となった可能性が高い。
はたして、ソダシの単複馬券を大量購入したのは何者だったのだろうか。
もし、一人で購入していたなら単勝3.2倍、複勝1.5倍を見事的中し、それぞれ4480万円、2100万円の計6580万円の払戻を受け取る計算だ。
この不景気な世の中で、何とも羨ましい話である。
PICK UP
Ranking
17:30更新「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
武豊が社台に干された「曰く付き」阪神JF……”引退説”が囁かれた大スランプの原因「ダンスファンタジア事件」とは
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- JRA「パワハラ訴訟」渦中もノーザンファームからの信頼は急上昇!? 藤沢和雄、堀宣行ら関東の名伯楽に迫る勢い、快進撃続く木村哲也調教師の「生き残り戦略」とは
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!