JRA「◎」インフィナイトがシラユキヒメ一族対決に待ったをかける!? 阪神JF(G1)無敗馬ソダシにも不安が……「強力現場情報」で穴馬も明らかに!?
13日、阪神競馬場で阪神JF(G1)が開催される。キャリアの浅い2歳馬同士の対戦ということで、力量差を見極めることが難解なレースと言えるだろう。
過去10年の3連単平均配当は33万4340円となっているが、これは2012年に300万馬券が飛び出した影響が大きい。それを除けば、3万2926円と堅い傾向にある。今年は「3強」ムードが漂っているが、果たしてどうなるだろうか。「強力現場情報」をもとに阪神JFをハナビ杉崎が攻略する。
先週のチャンピオンズC(G1)は「◎」チュウワウィザードながらも、的中ならず。クリソベリルが4着と言う結果に涙を飲んだ。今週はそのリベンジも兼ねて、3連単の的中を狙う。
まず「◎」はインフィナイト(牝2歳、栗東・音無秀孝厩舎)だ。
兄弟にブラックスピネル、叔父にダンビュライトがいる良血馬。前走のサウジアラビアRC(G3)は2着に敗れたが、1着のステラヴェローチェは朝日杯FS(G1)でも上位人気が予想される実力馬だった。牝馬相手なら、勝ち負け必至と見る。
「フットワークの軽さから良馬場でも問題ないですし、むしろ合っていると思います。徐々に緩さが解消してきて、この中間では楽に時計が出るようになりました。前走以上の状態で送り出せそうです。この時期の牝馬にしては落ち着きがあってドシッと構えられていますし、環境の変化に動じることはないのは強みです」(厩舎関係者)
これまでの2走がどちらも不良馬場だったため、軽い馬場が懸念されるが、陣営からのコメントでは心配する必要はなさそうだ。先週はクリソベリルでまさかの敗戦を喫した音無厩舎の巻き返しに期待したい。
次に「〇」はサトノレイナス(牝2歳、美浦・国枝栄厩舎)だ。
こちらも全兄にサトノフラッグを持つ良血馬。前走のサフラン賞(1勝クラス)はスタートで出遅れて後方からのレースとなったが、最後の直線で抜群の伸びを見せて勝利した。重賞未勝利ながらも、2戦2勝の無敗馬は軽視できない。
「前走は初戦と同じで若干出遅れましたが、追ってからの反応はさらに良くなっていましたね。阪神の外回りコースなら直線が長いので、後手を踏んでも挽回できると思います。陣営からは『中間の成長度合いも十分』と話が出ているので、期待できるのではないでしょうか」(競馬記者)
チャンピオンズCでG1騎乗機会の連勝はストップしたものの、C.ルメール騎手は秋G1で絶好調。アーモンドアイと同じ、国枝厩舎とのタッグで新女王が誕生するかもしれない。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!