
JRA阪神JF(G1)唯一「抽選除外」のルースに「出世フラグ」!? 3年前の除外から大躍進したG1馬含む3頭とは
13日には、阪神競馬場で阪神JF(G1)が開催される。2歳女王の座を目指し、フルゲート18頭のラインアップが決まった。
今年は20頭が登録していたが、ドリアードが早々と回避。収得賞金400万円の6頭が5つの枠を巡って抽選に臨んだ。
抽選を突破したのは、アオイゴールド、ジェラルディーナ、シゲルピンクルビー、ナムラメーテル、フラリオナの5頭。ジェラルディーナは、未勝利戦を勝ち上がったばかりだが、牝馬3冠のジェンティルドンナを母に持つ良血馬。シゲルピンクルビーも半姉がシゲルピンクダイヤで、期待の大きい1頭だ。
牝馬限定となった過去30年で抽選突破から2歳女王に輝いた馬は4頭いる。2006年ウオッカ、07年トールポピー、08年ブエナビスタ、そして11年のジョワドヴィーヴルだ。実に6年間という短いスパンで、この4頭が運を味方に栄冠を勝ち取っていた。今年も抽選を突破した5頭の中から2歳女王が誕生してもおかしくないだろう。
一方で、「5/6」の抽選で唯一除外されたのが、ルース(牝2歳、栗東・池添兼雄厩舎)だった。2走前に札幌で未勝利戦を勝ち上がり、前走のサフラン賞(1勝クラス)では、サトノレイナスと0秒3差の3着に好走していた。
除外されたことで、ルースは同日に中京で開催される自己条件戦(つわぶき賞)に回ることに……。ただし、来春を見据えれば、この除外がいい方向に転がる可能性もあるだろう。
実際に近年の阪神JFは、抽選除外の憂き目に遭った馬の方がその後、活躍する傾向にある。顕著だったのが9つの枠を巡り、12頭が抽選に臨んだ2017年だ。この年、抽選で除外されたのが、サウンドキアラ、スカーレットカラー、モズスーパーフレアの3頭。いずれも後に重賞を勝ち、モズスーパーフレアに至っては、今年3月の高松宮記念(G1)を制したG1ホースだ。
このとき、抽選をくぐり抜けた9頭の中には桜花賞4着のトーセンブレスや現3勝クラスのソシアルクラブなどがいたが、除外された3頭に比べると、その後の実績はかなり見劣る。
6頭が3つの枠を巡り抽選となった2018年でも、現時点の出世頭は、今夏オープン入りを果たしたアフランシールで、やはり抽選を除外されていた。
過去3年だけ見れば、抽選で除外された馬の方が高い確率で“出世”しているのは間違いないだろう。今年は「1/6」という“難関”をクリアしたルース。自身も半兄にヤマカツエース、半姉にヤマカツマーメイドを持つ良血で、今後活躍する可能性は秘めている。
今回はG1の舞台を踏めなかったが、今後の出世争いでは、突破した5頭を一歩リードしたのかもしれない。
【過去3年の阪神JF抽選結果】
<2019年>
抽選なし
<2018年>
抽選突破:サヴォワールエメ、タニノミッション、トロシュナ
抽選除外:アフランシール、コルデトゥリーニ、レディードリー
<2017年>
抽選突破:グリエルマ、ソシアルクラブ、トーセンアンバー、トーセンブレス、ナディア、ノーブルアース、ハイヒール、ラスエモーショネス、ラテュロス
抽選除外:サウンドキアラ、スカーレットカラー、モズスーパーフレア
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