GJ > 競馬ニュース > 武豊が阪神JFで「横山典弘超え」狙う!?
NEW

JRA武豊が阪神JF(G1)で「横山典弘超え」狙う!? 相性良好「はとこ」武英智師メイケイエールでJRA・GI最長間隔勝利記録更新なるか?

JRA武豊が阪神JF(G1)で「横山典弘超え」狙う!? 相性良好「はとこ」武英智師メイケイエールでJRA・GI最長間隔勝利記録更新なるか?の画像1

 13日(日)に阪神競馬場で開催される2歳女王決定戦、阪神JF(G1)。今年は武豊騎手が騎乗する“白くない白毛一族”メイケイエール(牝2、栗東・武英智厩舎)に熱視線が送られている。

 母系の祖母に白毛のユキチャン、母シロインジャー、父ミッキーアイルという血統を持つメイケイエール。デビュー戦を福永祐一騎手で快勝すると、2戦目からは武豊騎手を背に小倉2歳S(G3)、ファンタジーS(G3)を2連勝。破竹の勢いで阪神JFに駒を進めた。

 過去10年の阪神JFを振り返ると、前走ファンタジーS組は5連対。さらに一昨年のダノンファンタジー、昨年のレシステンシアらが、ファンタジーSを勝利後に阪神JFに向かい、2歳女王に輝いている。今年、メイケイエールはファンタジーSで2歳JRAレコードを更新する走りで優勝を果たした。3年連続が期待されるのも当然だろう。

 そしてそのメイケイエールには阪神JFでも武豊騎手が継続して騎乗。武豊騎手は先週のチャンピオンズC(G1)では、10番人気のインティで3着に入る好騎乗を見せるなど、大舞台での勝負強さを発揮している。

 2週続けて見事な手綱さばきに期待したいところだが、実は武豊騎手と阪神JFは意外にも相性がイマイチ。1994年にヤマニンパラダイスで勝利して以来、優勝どころか2着に入った経験もなく3着2回にとどまっている。

 過去にはのちにNHKマイルC(G1)やフランスG1であるモーリス・ド・ゲスト賞を勝ったシーキングザパールや、スプリンターズS(G1)覇者となったアストンマーチャンなどの有力馬で挑戦し、1番人気に支持されたが、いずれも勝利を収めることができなかった。

「武豊騎手と2歳G1といえば、20回も挑戦し、2着に5回入っているにもかかわらず、勝利を挙げることができないでいる朝日杯FS(G1)との相性の悪さが知られています。ですがどうやら、牡馬だけではなく牝馬でも不思議と縁があまりないようです。阪神1600mコースを特に不得手にしているわけではないのですが……。

そのため、武豊騎手が今年、メイケイエールで阪神JFを勝利すると、実に『26年ぶり』。グレード制が導入された1984年以降、JRA同一G1最長間隔勝利は、横山典弘騎手が2014年の宝塚記念(G1)で記録した『23年ぶり』ですが、これを更新することになります。武豊騎手は多くのJRA記録を保持していますが、今年これを達成して、このような珍しい記録もその輝かしいキャリアに加えてほしいですね」(競馬誌ライター)

 ちなみにメイケイエールを管理する武英智師は、武豊騎手のはとこだという。今年武英智厩舎は13勝を挙げているが、そのうちの5勝を挙げたのが武豊騎手だ。レースとの相性はいいとはいえないが、こちらの相性は良さそうだ。

JRA武豊が阪神JF(G1)で「横山典弘超え」狙う!? 相性良好「はとこ」武英智師メイケイエールでJRA・GI最長間隔勝利記録更新なるか?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  2. 【NHKマイルC】“アスコリピチェーノVSジャンタルマンタル”仁義なき社台グループの頂上決戦に決着をつける不気味な伏兵!
  3. 【宝塚記念】今年のグランプリは「超ハイレベル」の一戦?リバティアイランド、ドウデュースら「最強メンバー」が激突も
  4. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  5. 【日本ダービー】「芝未勝利馬」の参戦視野に懐疑的な声? 無傷の4連勝でダービー挑戦も「シンガリ」に敗れたサクセスブロッケンの記憶
  6. 【NHKマイルC】C.ルメール「一鞍入魂」アスコリピチェーノと必勝態勢!オークス、日本ダービーも騎乗馬決定か…シックスペンスとはコンビ解消
  7. 天皇賞・秋の注目馬も激白! 秋葉原オタクカルチャーの代表選手・桃井はるこが競馬の魅力を語り尽くす!(後編)
  8. 「競馬愛」が溢れすぎ! 秋葉原オタクカルチャーの代表選手・桃井はるこが競馬の魅力を語り尽くす!(前編)
  9. 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
  10. 【NHKマイルC】ファンの興味は「15番枠」が1番人気?固唾をのんで待つ運命の枠順発表…ただの偶然で済まされない「幸運」を手にするのはどの馬か