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JRAドゥラメンテとモーリス「明暗」くっきり!? 阪神JF(G1)唯一の登録馬が「除外危機」も、朝日杯FS(G1)では立場逆転

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 13日、2歳牝馬にとって最初のG1レース・阪神JF(G1)が開催される。

 白毛のソダシと鹿毛のメイケイエールによるシラユキヒメ一族対決が大きな注目を集めている。ともに3連勝で重賞2勝を挙げる有力馬のため、上位人気に支持されるだろう。

 もし、メイケイエールが優勝すれば、新種牡馬ミッキーアイルに初G1をプレゼントすることになる。

 今年の新種牡馬といえば、ドゥラメンテモーリスの産駒が大活躍。現在、2歳リーディングでドゥラメンテが2位の30勝、モーリスが3位の28勝と接戦を演じている。1位は8年連続リーディングサイヤーに輝いているディープインパクトだが、勝ち星は31勝とほとんど差がないことからも、2頭の健闘が窺えるだろう。

 しかし、阪神JFの登録馬では、明暗を分ける結果となった。

 フルゲート18頭に対して20頭が登録を行っており、収得賞金400万円の馬は5/7の抽選となる。モーリスは3頭の産駒を送り込む一方で、ドゥラメンテ産駒の登録はわずか1頭。しかも、その1頭が抽選対象のルースということで、出走できない可能性もあるのだ。

「モーリス産駒のインフィナイトはサウジアラビアRC(G3)で2着に好走しているので、上位人気に支持されそうですね。他の2頭は抽選対象馬ですが、ジェンティルドンナの仔ジェラルディーナ、シゲルピンクダイヤの半妹シゲルピンクルビーといずれも期待される良血馬です。

ドゥラメンテ産駒のルースはサフラン賞(1勝クラス)でサトノレイナスの3着に敗れていることからも、分が悪そうですね。阪神JFはモーリス優勢と言えるでしょう」(競馬記者)

 だが、翌週に行われる朝日杯FS(G1)の登録馬に目を向けると、全く逆の現象が起きている。

 フルゲート18頭に対して18頭が登録しており、除外対象はなし。そのうち、ドゥラメンテ産駒は3頭いるが、モーリス産駒はわずか1頭。2戦2勝のドゥラモンド、東京スポーツ杯2歳S(G3)で3着のジュンブルースカイ、もみじS(OP)の勝ち馬アスコルターレを送り込むドゥラメンテに対して、モーリス産駒は本番と同条件のデイリー杯2歳S(G3)で5着に敗れたカイザーノヴァのみと劣勢に立たされている。

 偶然にも2歳G1は“牡馬のドゥラメンテ”、“牝馬のモーリス”の構図になった。これには牡馬の勝ち星はドゥラメンテ産駒が4勝上回っており、牝馬ではモーリスが2勝上回っていることも影響しているかもしれない。

 果たして、先にG1制覇をするのはどちらになるだろうか。2歳G1からも目が離せない。

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