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JRA グラスワンダー主戦騎手「溺愛」で今年0勝の息子ジョッキーと共倒れ状態……往年のライバル横山典弘から「痛恨不利」も“同情の声”が集まらないワケ

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JRA グラスワンダー主戦騎手「溺愛」で今年0勝の息子ジョッキーと共倒れ状態……往年のライバル横山典弘から「痛恨不利」も同情の声聞こえずの画像1

 3日、福島競馬のメイン11Rテレビユー福島賞(3勝クラス)は、2番人気のアカノニジュウイチ(牝4歳、美浦・尾関知人厩舎)が優勝。昨年のクイーンC(G3)で4着、スイートピーS(L)3着と、あと一歩でクラシック挑戦が叶わなかった素質馬が、1200mでその才能を開花させている。

 アカノニジュウイチにとっては、前走の千葉日報賞(2勝クラス)に続く連勝。いよいよ重賞再挑戦が視野に入ったが、このレースは後味の悪い勝利となってしまったようだ。

「最後の直線の入り口で進路を求めて外側へ出したんですが、その際にペイシャドリームとナンヨーアミーコの進路が狭くなる不利がありました。これには鞍上の横山典弘騎手も思わず後ろを振り返っていましたが、幸いなことに過怠金5万円の処分で済んだようです。

かなりの混戦だったので、ああいったアクシデントが起きやすい状況でしたが、大ベテランの横山典騎手でも、さすがに一瞬は肝を冷やしたでしょうね」(競馬記者)

 一方、不利を受けたペイシャドリームは力なく13着でゴールした。今年まだ未勝利の的場勇人騎手にとっては、数少ない主戦を任されている馬だけに力が入っていたはずだが、不完全燃焼の結果に終わってしまった。

 しかし、ペイシャドリームを応援していたファンの声は意外にも厳しいものだったようだ。

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