真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.12.16 09:38

武豊の「悪夢」が抽選突破!『JRA全G1制覇』が懸かる天才騎手が「最も警戒すべき」は怪物の娘ではなく「空気が読めない」あの男!?
編集部
確かに、ミスエルテが警戒されて当然の存在であることは否定しない。牝馬ながら底知れぬスケールを秘めており、デビュー戦を快勝したものの時計的には平凡の域を出なかったクリアザトラックと比較しても、人気を集めるのは間違いなくこちらだ。
ただ、昨年の朝日杯FSは武豊騎手にとって「悪夢」のようなレースだったことを覚えている人も多いのではないか。
武豊騎手の大記録達成を願うファンの後押しもあり、単勝1.5倍の1番人気に推されたエアスピネルと共に挑んだ朝日杯FS。本人が「今年こそ!」と意気込んだ通り、最後の直線で堂々の横綱相撲を演じたが、最後の最後でリオンディーズの強襲に遭い涙を飲んだ。
その差はわずか0.1秒差。数多くの勝利を重ねる代わりに、数多くの敗戦も重ねてきた武豊騎手だが、中でもこの屈辱の敗戦はまだ記憶に強く残っているはずだ。レース後は「空気の読めないイタリア人がいたので……」と気丈に報道陣の笑いを誘ったが、根っからの負けず嫌いだけに内心は相当悔しかったのではないだろうか。
武豊騎手にとって”仇敵”となったリオンディーズは当時1戦1勝の身ながら、母に日米オークスを勝ったシーザリオ、兄に菊花賞馬のエピファネイアがいる良血馬。”空気の読めないイタリア人”M.デムーロ騎手の巧みなエスコートで、武豊騎手の『JRA全G1制覇』を寸前のところで打ち砕いた格好だ。史上初の1戦1勝馬による朝日杯FS制覇に導いた角居調教師の決断力と手腕も見事としか言いようがなかった。
あれから1年。「M.デムーロ騎手」が手綱を執り、「角居調教師」が連覇を狙って送り込む「良血」の「1戦1勝馬」クリアザトラック。昨年の”誰か”にそっくりなのは、もう述べなくともわかるだろう。
PICK UP
Ranking
11:30更新JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
JRAが主導する”大改革”で超一流ベテラン騎手が「騎乗馬なし」の異常……競馬界の水面下で今、一体「何」が起こっているのか?
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA荻野極と横山武史が「誤爆」で一触即発!?「ふざけんな!ナメてんのか!」1番人気大敗の腹いせにタオル投げるも……
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!