GJ > 競馬ニュース > 武豊の「悪夢」が抽選突破  > 2ページ目
NEW

武豊の「悪夢」が抽選突破!『JRA全G1制覇』が懸かる天才騎手が「最も警戒すべき」は怪物の娘ではなく「空気が読めない」あの男!?

【この記事のキーワード】, ,

 確かに、ミスエルテが警戒されて当然の存在であることは否定しない。牝馬ながら底知れぬスケールを秘めており、デビュー戦を快勝したものの時計的には平凡の域を出なかったクリアザトラックと比較しても、人気を集めるのは間違いなくこちらだ。

 ただ、昨年の朝日杯FSは武豊騎手にとって「悪夢」のようなレースだったことを覚えている人も多いのではないか。

 武豊騎手の大記録達成を願うファンの後押しもあり、単勝1.5倍の1番人気に推されたエアスピネルと共に挑んだ朝日杯FS。本人が「今年こそ!」と意気込んだ通り、最後の直線で堂々の横綱相撲を演じたが、最後の最後でリオンディーズの強襲に遭い涙を飲んだ。

 その差はわずか0.1秒差。数多くの勝利を重ねる代わりに、数多くの敗戦も重ねてきた武豊騎手だが、中でもこの屈辱の敗戦はまだ記憶に強く残っているはずだ。レース後は「空気の読めないイタリア人がいたので……」と気丈に報道陣の笑いを誘ったが、根っからの負けず嫌いだけに内心は相当悔しかったのではないだろうか。

 武豊騎手にとって”仇敵”となったリオンディーズは当時1戦1勝の身ながら、母に日米オークスを勝ったシーザリオ、兄に菊花賞馬のエピファネイアがいる良血馬。”空気の読めないイタリア人”M.デムーロ騎手の巧みなエスコートで、武豊騎手の『JRA全G1制覇』を寸前のところで打ち砕いた格好だ。史上初の1戦1勝馬による朝日杯FS制覇に導いた角居調教師の決断力と手腕も見事としか言いようがなかった。

 あれから1年。「M.デムーロ騎手」が手綱を執り、「角居調教師」が連覇を狙って送り込む「良血」の「1戦1勝馬」クリアザトラック。昨年の”誰か”にそっくりなのは、もう述べなくともわかるだろう。

武豊の「悪夢」が抽選突破!『JRA全G1制覇』が懸かる天才騎手が「最も警戒すべき」は怪物の娘ではなく「空気が読めない」あの男!?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. J.モレイラ「出禁回避」へ負けられない戦い! 桜花賞馬ステレンボッシュは「騎乗不可」、日本ダービーでも悩ましい選択?
  2. 【オークス】「実質未勝利勝ち」4頭参戦にトライアル組は貧乏クジ? 優先出走権も事実上の無意味…トップクラスの参戦見送りに泣いた陣営と笑った陣営
  3. G2降格ひとまず回避も「微妙な立ち位置」に変わりなし?キングカメハメハ、ディープスカイがダービー馬も…「役割を終えた感」を拭えないNHKマイルC
  4. 武豊「クラシック好走」の実力牝馬と新コンビ結成! 最多勝利新人騎手にも輝いた「かつてのホープ」が2度目の降板に
  5. 【ヴィクトリアマイル】ソダシ、ソングライン、ナミュールの激走を見抜いた“マイル三冠王”が今年も完全制覇へ自信の一手!マスクトディーヴァの取捨は?
  6. C.ルメールが「過怠金」横山典弘が「騎乗停止」に賛否両論!? 覚悟の突撃と不可抗力…JRAの一貫した判断とは
  7. 35年ぶりのJRA最多勝記録更新も視野!? 川田将雅に匹敵する3着以内率62.2%…今「最も信頼できる騎手」森一馬が凄い!
  8. J.モレイラ、日本ダービー「本命」はレガレイラを破った4.5億円ホース!? 皐月賞2着コスモキュランダ乗り替わり発表から、鮮やかな優駿切符ゲット!
  9. 「プチ炎上」斎藤新の裏で踏んだり蹴ったりの苦労…三浦皇成を襲ったすれ違いの春、「C.ルメールの復帰」も関東のベテランにダメージ直撃か
  10. 【日本ダービー】「力があるね」「大したもん」田原成貴氏&安藤勝己氏も高評価!打倒ジャスティンミラノに「最大の惑星」が名乗り