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2021.03.19 19:00
JRA過去にはCMに起用! 武豊VS田原成貴、伝統の一戦・阪神大賞典(G2)騎手の腕が試された稀代の名勝負を振り返る!!
編集部
そんな同馬の手綱をとり、見事にクビ差で勝利に導いた武豊騎手は、今年の阪神大賞典にも参戦が決定。同重賞への騎乗回数は、今年でなんと23回目となる。
昨年までの過去22回の騎乗成績を調べると、特筆すべきは8回を誇る優勝数だ。なかでもメジロマックイーンに騎乗した1992年3月15日(第40回)では、自身の誕生日を祝う勝利を挙げている。
自身のバースデー勝利を含む1着8回のほか、2着5回、3着2回で、勝率36.4%、連対率59.1%、複勝率は7割近い68.2%。すべての部門で現役最多記録を保持しているなど、まさに「阪神大賞典男」と呼ぶにふさわしい武豊騎手。
ともに名ジョッキーとして、誰もが認める田原氏と武豊騎手が、阪神大賞典を得意としている点は、「長距離戦は騎手で買え」という競馬格言に当てはまる。
3キロもの長さを走り切り、着差はわずか数センチ。コンマ数秒の差で着順が決まる長距離戦こそ、いかにロスなく馬を操り、どうやってゴール前の接戦に持ち込むか、騎手のウデが問われる一戦となる。見応えあるレースになることを期待して、今週末を楽しみに待ちたい。
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