
【京王杯SC(G2)展望】NHKマイルC覇者ラウダシオン復活へ! タイセイビジョンはC.ルメールに乗り替わりで勝負気配
15日、東京競馬場では京王杯SC(G2)が行われる。2017年にM.デムーロ騎手がレッドファルクスで勝利して以降、昨年まで4年連続で外国人騎手がこのレースを制覇。今年もデムーロ騎手とC.ルメール騎手の騎乗馬に注目が集まる。
デムーロ騎手はラウダシオン(牡4歳、栗東・斉藤崇史厩舎)とのコンビで、このレース4年ぶり2度目の優勝を狙う。
昨年のNHKマイルCで初コンビ、9番人気の低評価を覆した。その後は4戦して「0-1-1-2」とG1馬らしからぬ成績。2度の着外はどちらもG1で、2桁着順に沈んでいる。一方、G1への叩き台として出走した富士S(G2)とシルクロードS(G3)は2着、3着と馬券には絡んでいる。
安田記念に向けたG2戦の今回は、例年に比べメンバーレベルもそれほど高くなく、最有力候補といえるだろう。1400mはこれまで「2-1-0-0」、さらに東京コースも同じく「2-1-0-0」で、ラウダシオンにとってはまさにベスト。最適舞台で1年ぶりの勝利は濃厚か。
3年前に4番人気のムーンクエイクでこのレース初制覇を飾ったルメール騎手は、タイセイビジョン(牡4歳、栗東・西村真幸厩舎)に騎乗を予定している。
ラウダシオンが勝った1年前のNHKマイルCで2番人気の支持を受けたタイセイビジョン。ラウダシオンの直後の3番手からレースを進めたが、3角で不利もあって4着に敗れた。
その後は富士S5着、マイルCS(G1)14着、そして京都金杯(G3)4着と不本意な成績が続いている。4か月半ぶりの実戦は、2歳時に2度手綱を取ったルメール騎手に乗り替わりで、陣営の勝負気配は高い。
デビュー4戦目の朝日杯FS(G1)から6戦連続でマイル戦を使われてきたが、今回は久々に距離を短縮。2戦2勝と負け知らずの1400mで勝機をうかがう。
4歳夏以降、ダート路線を歩んでいたエアアルマス(牡6歳、栗東・池添学厩舎)が、再び芝に矛先を向けてきた。
デビューから4歳夏までは芝を走り、「3-3-1-4」と安定した成績を残していたエアアルマス。阪神1600mで行われた1000万下(2勝クラス)では、サウンドキアラに2馬身半差で快勝した経験もある。
ダート路線に転向後は3勝クラス、リステッド、オープンクラスを3連勝。昨年1月には東海S(G2)で重賞制覇を飾った。骨折による長期休養明け後は3戦連続馬券圏外に沈み、約2年ぶりの芝レースを迎える。
左回りコースは、芝・ダートあわせて「0-0-1-3」と結果が出ていないが、もしここで結果を出せば安田記念でも面白い存在になり得る。
セイウンコウセイ(牡8歳、美浦・上原博之厩舎)は4年前の高松宮記念覇者。ここ2戦はシルクロードSで5着、高松宮記念で9着だが、どちらも勝ち馬とは0秒5差と大崩れしていない。今年のメンバー構成なら粘り込みがあってもおかしくない。
前走の高松宮記念(G1)で16番人気ながら、あわやの4着に激走したトゥラヴェスーラ(牡6歳、栗東・高橋康之厩舎)は、6歳を迎え本格化の気配が漂う。
この他には、昨年3着のグルーヴィット(牡5歳、栗東・松永幹夫厩舎)、マイラーズC(G2)3着のカイザーミノル(牡5歳、栗東・北出成人厩舎)、阪急杯(G3)2着のミッキーブリランテ(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎)などがスタンバイ。
5年連続で外国人騎手がこのレースを制覇するのか。それとも日本人騎手が意地を見せるのか。今年の京王杯SCは15日の15時45分に発走を予定している。
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