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JRA 武豊「条件不一致」でアリストテレスに頭なし!? 宝塚記念(G1)歓迎データもまさかの逆効果、ワールドプレミア以来の久々G1勝利に険しい向かい風

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■2011年以降の武豊騎手G1成績
1枠【5-3-3-17/28】
2枠【2-1-4-18/25】
3枠【2-2-0-17/21】
4枠【3-3-2-25/33】
5枠【0-0-1-11/12】
6枠【0-1-1-20/22】
7枠【0-1-2-16/19】
8枠【0-3-1-38/42】

 8枠での勝利はなく、それどころか5枠以降の枠で1勝も挙げられていないのがわかるだろう。

 因みに武豊騎手が8枠でJRAのG1勝利を飾ったのは、直近でもヴァーミリアンに騎乗した08年のフェブラリーS(G1)。芝レースとなれば、05年の高松宮記念(G1)で騎乗したアドマイヤマックスまで遡ることとなる。

 06年のディープインパクト以降、宝塚記念で勝利のない武豊騎手。外枠が優勢な宝塚記念と内枠が得意な武豊騎手。レースの傾向としては歓迎となるはずの外枠を引いたとしても、好材料とはならないかもしれない。

(文=北野なるはや)

<著者プロフィール>
 某競走馬育成牧場で働いた後、様々なジャンルの仕事で競馬関連会社を転々とする。その後、好きが高じて趣味でプログラミングを学習。馬券には一切のロマンを挟まないデータ派であるが、POG(ペーパーオーナーゲーム)では馬体派という奇妙な一面も持つ。

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