JRA メイケイエールの平地調教再審査に「疑問」の声!? 武豊「心配してなかった」単走ストレスフリーの合格に「意味あるのか」との声も

桜花賞(G1)で18着に敗れた後、ハミ受け不良とみなされ平地調教再審査を課せられていたメイケイエール(牝3歳、栗東・武英智厩舎)が19日、札幌競馬場で試験に臨み、無事に合格した。
ダートコースで武豊騎手を背に単走で追い切られたメイケイエールは、4ハロンで53秒台をマーク。気の悪いところを見せることもなく、軽快に駆け抜けた。
武豊騎手は「合格。もともと気が悪い馬ではないし、心配はしていなかった。いいテンションで調整ができた」と安堵の表情。管理する武英師も「JRA側から指定された通りの時計。さすが豊さんですね」とコメントしている。
メイケイエールは来週29日、札幌競馬場で行われるキーンランドC(G3)に、武豊騎手とのコンビで出走する予定。これまで2戦2勝、得意としているスプリントの舞台で巻き返しが期待されそうだ。
だが一方で、今回行われた平地調教再審査にはやや疑問の声も上がっているという。
再審査のきっかけとなった桜花賞は、フルゲートの18頭立て。返し馬の時点から気持ちが高ぶっていたメイケイエールは、ゲート内でもソワソワして立ち遅れ。最後方追走も折り合いを欠いて、前の馬に激突せんばかりの勢い……やむなく横山典弘騎手が強引に外に出したものの、そのまま折り合うことなく、暴走気味にハナまで突き進んでいる。
その1走前のチューリップ賞(G2)では1枠1番から互角のスタートを切ったが、好位のインに控えられると激しく頭を上げ、ほとんど制御不能の事態に。3コーナー過ぎで暴走気味に先頭へと立ったが、その後はスムーズな走りとなった。

騎乗していた武豊騎手は、「ハナに立ってみたらフッと力みが抜けた感じがした」と語っており、武英師も「気性は本当にいい」「(レースで)前にいる馬を全部抜かすのが、自分の仕事だと思っているようで……」とコメントしている。
そもそもメイケイエールが気難しい面を見せるのは実際にレースに行ってからであり、普段は本当に気性がいいと評判だ。周辺に他の馬がいない単走で平地調教再審査に合格しても「あまり意味はないのではないか」というわけである。
この平地調教再審査の様子は、奇しくも桜花賞でソングラインに騎乗し、メイケイエールから不利を受けた池添謙一騎手が、自身のTwitterに動画で投稿。4コーナーからポツンと1頭、軽快に駆け抜けてくるメイケイエールの姿を確認することができる。
「この動画を見てSNSやネット上では、『合格おめでとうございます』『調教ではいい子なんですけどね』『単走の審査に意味はあるのか?』『他の馬と併せたときが問題』など、再審査の通過を祝うと同時に、疑問の声も多く上がっていました。
一応合格は果たしたものの、今回は単走でストレスフリーの状態。実際の競馬ではまだ過信は禁物、といったところでしょうかね」(競馬誌ライター)
一級品の能力を秘めているメイケイエールだが、レースではまだまだ未解決の課題も多い。秋のスプリンターズS(G1)へ向け、キーンランドCでは誰もが納得して「合格」と頷けるような走りに期待したい。
(文=冨樫某)
<著者プロフィール>
キョウエイマーチが勝った桜花賞から競馬を見始める。まわりが学生生活をエンジョイする中、中央競馬ワイド中継と共に青春を過ごす。尊敬する競馬評論家はもちろん柏木集保氏。以前はネット中毒だったが、一回りして今はガラケーを愛用中。馬券は中穴の単勝がメイン、たまにWIN5にも手を出す。
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