
JRA 武豊「長くジョッキーをやっていれば色々とあるよ」、グランアレグリア級大物を川田将雅が絶賛! 秋G1予想「やってはいけない」愚行3選!【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
様々なGORAKUを心から愛する「GJ」。今週も人気だった競馬記事を、下手の横好きライター「A」と、当サイトの酔いどれデスク「Y」が徒然なるままに振り返ってみた!!

■JRA遅れて来た超大物を川田将雅が大絶賛! グランアレグリア級32秒8に「もっと高いステージで活躍できる」
ライター「A」:先週のマイルCS(G1)ではグランアレグリアとシュネルマイスターが素晴らしい走りを見せましたが、その“前座”となった武田尾特別(2勝クラス・芝1800m)を勝ったプログノーシスも、非常に将来性を感じさせる走りでした。
デスク「Y」:阪神の外回りとはいえ、あんな後ろの位置から楽勝だったもんなあ。最後、川田騎手流してたよ。
ライター「A」:単純な比較はできませんが、上がり3ハロン32.8秒は、マイルCSのグランアレグリアの32.7秒、シュネルマイスターの32.9秒と遜色なし。単純な切れ味だけなら、すでに重賞級と言えるかもしれません。
デスク「Y」:もともと春の毎日杯(G3)でシャフリヤールとか、グレートマジシャンに食い下がってた馬。京都新聞杯(G2)2着のルペルカーリアの1馬身前を走ってたわけだし、末恐ろしいよね。
ライター「A」:まさに遅れてきた大物という表現が、ぴったりではないでしょうか。来年が楽しみな存在であることは間違いないでしょう。川田騎手も楽しみにしてるでしょうね。
デスク「Y」:川田騎手の大物候補といえば、3連勝中のエスコーラもいるよね。こっちもサリオス、サラキアの下っていう超良血馬でしょ?
ライター「A」:そういえば、あの馬も川田騎手が主戦でしたね。未勝利戦を大差勝ちした時は度肝を抜かれましたが、その後も危なげない楽勝。競馬ぶりもレースを重ねるごとに進化していますし、こちらも非常に高い将来性がありそうです。
デスク「Y」:ファンもそうだけど、川田騎手を始めとした関係者も、この時期が一番楽しいかもね。一体、どこまで強くなるのかワクワクするし、エスコーラと同じ勝負服で挙げるならモーリスみたいに、いきなりてっぺんまで突き抜ける馬もいるわけだしね。
ライター「A」:まさに競馬の醍醐味の1つですね。プログノーシスやエスコーラと、エフフォーリアやシャフリヤールとの対決を妄想するだけでも、来年の競馬が待ち遠しいです。
デスク「Y」:キミもすっかり競馬オタクになったねえ。オレはプログノーシスとエスコーラがブッキングしたときに、川田騎手がどうするのかが楽しみだなあ(笑)。
ライター「A」:同じ競馬オタでも、デスクみたいな拗ねた競馬オタにはなりたくないです……。
■JRA秋G1予想「やってはいけない」愚行3選! 「ルメール切り」に続く、ジャパンC(G1)でも逆らってはいけないジョッキーたち
ライター「A」:今年の秋G1ですが、C.ルメール騎手や横山武史騎手、福永祐一騎手といった特定の騎手が、何度も馬券になっていることが話題になってます。
デスク「Y」:なんか、ファミマ「買ってはいけない」商品3選みたいなタイトルだなあ。ああいうのって気になって、ついつい見ちゃうんだよ。
ライター「A」:確かに、今までのGJにはなかったスタイルですよね。
デスク「Y」:でも確かに、この秋はルメール、横山武、福永辺りを買ってれば「まず間違いない」って雰囲気はあるよね。
ライター「A」:競馬は上手い騎手に強い馬が集まる、平等とはほど遠いスポーツですからね。上位騎手の安定ぶりは例えば、プロ野球やゴルフなんかとは比べ物にならないくらい盤石なものがあると思います。
デスク「Y」:サッカーにちょっと似てるかもね。特に海外サッカーは選手の移籍が盛んだから、強いチームに強い選手がどんどん集まって、ずっと何年も同じチームが優勝争いをしてる印象。
ライター「A」:どちらも一度できた“序列”を覆すのが難しい競技であることは間違いないですね。
デスク「Y」:でも、たまに先々週のエリザベス女王杯(G1)みたいなことが起こるから、面白いんだよね。
ライター「A」:平等ではないですが、他の騎手もノーチャンスというわけではないですからね。どの馬の関係者の皆さんも本気でレースに向かっているからこそ、流れが向かないとか、人気のある有力馬に何かあった時には出番が巡ってくる。
デスク「Y」:そうそう。勝ったアカイイトの幸英明騎手も、2着の松山弘平騎手、3着のノリさん(横山典弘騎手)も、みんな一発を狙ってた結果だよね。たまにああいうことがあるから、競馬はやめられないのよ。
ライター「A」:これで馬券の的中も伴っていれば、なお良いんですけどね……。
デスク「Y」:それは言わないお約束で……。今週もルメール騎手と横山武騎手と福永騎手から買います!(笑)

■JRA 武豊「長くジョッキーをやっていれば色々とあるよ」 レジェンドへまさかの「無慈悲」な乗り替わり!? 因縁のコンビが約4年ぶりにチャンピオンズC(G1)で再結成!
ライター「A」:来週のチャンピオンズC(G1)に出走予定のエアスピネルですが、2017年のマイルCS(G1)以来となるR.ムーア騎手とのコンビになるそうです。
デスク「Y」:いよいよ、日本の競馬に外国人ジョッキーが帰ってきたね。
ライター「A」:最近はいつもルメール騎手やM.デムーロ騎手がいる日常ですが、ムーア騎手やC.デムーロ騎手といった世界の名手が参戦してくると、それだけで盛り上がりますよね。
デスク「Y」:ファンとしては面白いけど、日本人騎手は戦々恐々だろうね。
ライター「A」:もともと上手な上に、関係者もどんどんいい馬を回しますから。またビッグレースの上位陣が“カタカナ”だらけになるんでしょうか。
デスク「Y」:コロナがあったここ2年を振り返ると、昨年は松山弘平騎手、今年は横山武史騎手が大ブレイク。他にも吉田隼人騎手や、菅原明良騎手、横山和生騎手なんかも頑張ってる。
ライター「A」:しかし、その背景には短期免許の外国人騎手の不在があった、と。
デスク「Y」:少なからずは、影響してるだろうね。以前は「困ったら外国人騎手」っていう風潮があったし、例えば年末の有馬記念(G1)で横山武騎手から横山和騎手に乗り替わるタイトルホルダーなんかは、一昔前だったらおそらく外国人騎手だったろうね。
ライター「A」:なんか、想像できてしまいます……。
デスク「Y」:これでまた、日本人騎手の若手の芽が摘まれることにならないといいけどね。ファンとしては世界の名手の騎乗を見られることは嬉しいけど、日本の競馬界全体を考えれば、良いことばかりではないだろうし。
ライター「A」:昔は世界のトップ騎手の騎乗を間近で見ることで、日本のジョッキーのレベルも向上するって狙いがあったらしいですけど、先日、川田騎手が米国のブリーダーズCを勝ったように、今はもう日本人騎手の技術も世界に通用するレベルに達していますからね。
デスク「Y」:今の若いジョッキーって、めちゃくちゃ身体能力高い子も多いしね。競馬学校のカリキュラムも、昔とはずいぶん変わったらしいよ。
ライター「A」:なら、いっそのこと“鎖国”もアリなのかも。
デスク「Y」:鎖国はちょっと行き過ぎだと思うし、何よりノーザンファームが黙ってないよ(笑)。例えば、一定期間中にMAX2名までとか制限を設けるのはありかな。
ライター「A」:なるほど、それはアリかもしれませんね。でも、そうするとデスクが大好きなM.ミシェル騎手が来日できなくなるかもしれませんよ。
デスク「Y」:それは困る!日本人騎手の事情なんてどうでもいいから、ミシェル!ハリーアップ~♪
ライター「A」:ダメだ、こりゃ。ミシェルはフランス人とか、つっこむ気にもなれんわ……。
さて、今週も毎度バカバカしいお話にお付き合いいただきありがとうございました。『GJ』では今週末に開催される重賞関連の記事も多数掲載しております。お手すきの際にご笑覧いただけたら幸いです。
(構成=編集部)
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