JRA桜花賞候補が「汚名返上」の巻き返し! 前走裏切りからの最速上がりにC.ルメール「パワーアップしている」

15日、中京競馬場で行われた10R紅梅S(L)は、1番人気に支持されたフォラブリューテ(牝3、美浦・宮田敬介厩舎)が勝利した。勝ち時計は1分21秒8。
9頭立てで行われた芝1400m戦。スタート後にダッシュがつかなかったフォラブリューテは、後ろからの競馬となったが、1枠1番という好枠をいかし、道中は後方の内で脚をためた。
最後の直線で鞍上のC.ルメール騎手が外に進路を切り替えて追い出すと、ただ1頭34秒台の最速上がりを披露。最後は逃げ切りを図るダークペイジを差し切った。
レース後、ルメール騎手は「いつも通りスタートは速くなく後ろからになりました。その後はすぐに流れに乗れて外に出したらいい脚で伸びました。1400mは合っていますが、新馬戦でも1600mを走っているようにマイルでも大丈夫です。パワーアップしています」とコメント。春の大舞台である桜花賞(G1)へ向けて、成長を見せる1勝となった。
フォラブリューテといえば、父エピファネイアと母ブルーメンブラットの間に生まれた良血馬として、デビュー前から大きな注目を集めていた逸材だ。新馬戦では川田将雅騎手が騎乗し、単勝1.7倍の断然の1番人気に応えて勝利。それもラスト3ハロンの上りは33秒0と強烈な決め手を繰り出し、2着に4馬身差をつける圧勝だった。
新馬戦の内容が評価され、前走のアルテミスS(G3)ではルメール騎手が騎乗し、1番人気に推された。しかし、スタート後に他馬にぶつけられ、後ろからの競馬を余儀なくされると、最後の直線でもデビュー戦で披露した切れ味はなく5着に敗れた。
前走で1番人気を裏切ったにもかかわらず、今回の紅梅Sでも再度1番人気の支持を受けたフォラブリューテ。見事期待に応え前走からの巻き返しに成功し、桜花賞に向けてのプランも現実味を帯びてきた。
「紅梅Sでの勝利は、桜花賞へ向けての賞金加算という点でも、非常に大きかったといえるでしょう。ルメール騎手は、先週行われたシンザン記念(G3)をラスールで7着、フェアリーS(G3)をエリカヴィータで10着と共に牝馬で結果を残せませんでした。
阪神JF(G1)で7着に敗れたステルナティーアがチューリップ賞(G2)に向かうという事で、その結果にもよりますが、桜花賞でフォラブリューテに騎乗する可能性もでてきましたね」(競馬誌ライター)
桜花賞の成績は「2-1-2-2/7」と、勝率28.6%を誇るルメール騎手を確保できれば、陣営としても心強い限り。目まぐるしく動く今後の3歳牝馬戦線にも、目が離せない状況だ。
馬名のフォラブリューテとは、ドイツ語で「満開」を意味する。春の大目標桜花賞での「満開」を目指し、今後の活躍にも注目したい一頭だ。
(文=ハイキック熊田)
<著者プロフィール>
ウオッカ全盛期に競馬と出会い、そこからドハマり。10年かけて休日を利用して中央競馬の全ての競馬場を旅打ち達成。馬券は穴馬からの単勝・馬連で勝負。日々データ分析や情報収集を行う「馬券研究」三昧。女性扱いはからっきし下手だが、牝馬限定戦は得意?
PICK UP
Ranking
23:30更新
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
牧場関係者がSNSで大炎上!? 史上最高額「5億5000万円」を生んだ立役者が1年でまさかの転身、福永祐一が疑問を呈した藤田菜七子「G1制覇」最大のチャンス【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
【徹底考察】毎日王冠(G2) リアルスティール「安田記念の大敗は福永祐一騎手の『騎乗ミス』だけにあらず。もう一つの『敗因』はデムーロだけでは変わらない」- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA 武豊「因縁」オーナーと5億円の復縁!? ワールドプレミア降板劇から突然の大物騎乗依頼、両者に交錯する「思惑」とは
- 岩田望来「61度目」で強運手繰り寄せた初G1勝利…団野大成、菅原明良ら同期とのギャップで問われた本当の実力
- 武豊「こんな馬ではない」アルテヴェローチェ不完全燃焼!レースレベルに疑問残るも…川田将雅「4コーナーで勝つと思いました」の明暗

















