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ブレスジャーニーがスプリングSで始動へ! サトノアレスら強豪と激突で混迷の皐月賞が読み解ける?

ブレスジャーニーがスプリングSで始動へ! サトノアレスら強豪と激突で混迷の皐月賞が読み解ける?の画像1ブレスジャーニー(競馬つらつらより)

 5日の弥生賞(G2)を回避し、今後のローテーションが注目されていたブレスジャーニー(牡3 美浦・本間厩舎)が、19日のスプリングS(G2)(中山芝1800m)に参戦することがわかった。

 2歳時にサウジアラビアC、東京スポ2歳Sと重賞2勝。クラシック戦線における「主役候補」として期待されていた同馬だったが、調整が順調にいかず予定されていた弥生賞は回避。一部では「皐月賞直行か」という声もあった。すでに昨年のホープフルSを制したレイデオロが皐月賞直行を表明しており、最有力2頭が直行という変わった状況になる可能性もあった。

 しかし、陣営はトライアルを使うことを決めたようだ。本間調教師は「スポーツ報知」の取材に対し、「帰厩後はゆっくりゆっくり調整した。形を作ってからジョッキーを乗せたかった」と語ったように、調整には時間がかかった様子。ようやく準備ができた、ということかもしれない。

 過去のレースで負かしたスワーヴリチャードが共同通信杯(G3)を圧勝、ダンビュライトが弥生賞3着で皐月賞への切符をつかむなど、ライバルたちが着実に結果を出してきているだけに、同馬の評価は相対的に高くなっているのが現状だ。

しかし、3歳になってからのレースを見なければ確証は得られないだろう。競馬ファンにとっても、ブレスジャーニー参戦は今後の皐月賞、クラシック全般を読み解く上で非常にありがたい出走といえる。

 さらに、今回のレースには昨年の朝日杯FS(G1)を制した2歳王者サトノアレス、同レース2着のモンドキャンノも出走を予定している。

 舞台が阪神に替わってからというもの、クラシックへの影響力が少しずつ上がっている印象の朝日杯FS。距離は200m伸びるものの、能力の高さを感じさせる2頭だけに、あっさりと克服してもおかしくはないはずだ。

 同等以上の結果を残しているライバルを相手に、ブレスジャーニーがどれだけのパフォーマンスを見せるのか。皐月賞を占う最大のトライアルレースは、このスプリングSかもしれない。

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