GJ > 競馬ニュース > 福永祐一VS岩田親子!? 阪急杯(G3)相棒クリノガウディーの調教をつける岩田康誠がダイアトニックに騎乗する“因縁”対決!
NEW

JRA福永祐一VS岩田親子!? 阪急杯(G3)相棒クリノガウディーの調教をつける岩田康誠がダイアトニックに騎乗する“因縁”対決!

【この記事のキーワード】, ,
JRA福永祐一VS岩田親子!? 阪急杯(G3)相棒クリノガウディーの調教をつける岩田康誠がダイアトニックに騎乗する因縁対決!の画像1
クリノガウディー

 27日に阪神競馬場で阪急杯(G3)が行われる。

『netkeiba.com』の単勝予想オッズでは、先週ロータスランドで京都牝馬S(G3)を制した岩田望来騎手のグレイイングリーンが1番人気。そして父の岩田康誠騎手が騎乗するダイアトニックが4番人気となっている。

 そして今回のレースで鍵を握りそうなのが、現在2番人気、福永祐一騎手のクリノガウディー(牡6歳、栗東・藤沢則雄厩舎)だ。

「クリノガウディーは前走で岩田望騎手が騎乗。それ以前は岩田康騎手が主戦として騎乗していた馬です。今回の騎乗馬決定に際し、陣営やオーナーの意向で福永騎手への乗り替わりになった可能性もありますが、岩田親子があえて他の馬を選択したとなると不気味です。

また、人気のクリノガウディーの能力をよく知った上で、別の人気馬に騎乗する点では両騎手にとってプラスに働きそうです。特に岩田康騎手は阪急杯に向けてのクリノガウディーの調教も継続しているだけに、同馬の状態を掴んでいる事は大きなアドバンテージになると思います」(競馬記者)

 こうなると岩田望騎手のグレイイングリーンや、岩田康騎手のダイアトニックに一日の長があるかと思いきや、福永騎手は近年、乗り替わりで抜群の勝負強さを見せている。

 先週はカフェファラオに騎乗し、初騎乗で見事にフェブラリーS(G1)連覇に導いた事は記憶に新しい。また昨年にもテン乗りのワールドプレミアで天皇賞・春(G1)を勝利している。

 さらに福永騎手の過去1年の成績を見てみると、他の騎手からの乗り替わりで騎乗したレースの勝率は15.1%となっている。一方、現在の競馬界で「代打職人」としての呼び声が高い池添謙一騎手の勝率は8.5%となっており、福永騎手が大きく上回っているのだ。

 そして、今回同様に芝で行われるレースで、クリノガウディーと同じく岩田望騎手から福永騎手へ乗り替わりの勝率は18.2%と、さらに高い数字を誇っている。

 本来は継続騎乗よりマイナス面が大きいとされる乗り替わりでの騎乗で、見事に結果を残している福永騎手。“隠れ代打職人”は、岩田親子にとって強敵になりそうだ。

(文=椎名佳祐)

<著者プロフィール>
 ディープインパクトの菊花賞を現地観戦し競馬にのめり込む。馬券はアドマイヤジャパン単勝勝負で直線は卒倒した。平日は地方、週末は中央競馬と競馬漬けの日々を送る。

JRA福永祐一VS岩田親子!? 阪急杯(G3)相棒クリノガウディーの調教をつける岩田康誠がダイアトニックに騎乗する“因縁”対決!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  2. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  3. JRA天皇賞・春(G1)エタリオウの「扱い」が鍵? 「最強コンビ」桃井はること楠原安里梨が占う平成最後の聖戦
  4. 【NHKマイルC】“アスコリピチェーノVSジャンタルマンタル”仁義なき社台グループの頂上決戦に決着をつける不気味な伏兵!
  5. 【日本ダービー】「芝未勝利馬」の参戦視野に懐疑的な声? 無傷の4連勝でダービー挑戦も「シンガリ」に敗れたサクセスブロッケンの記憶
  6. 【NHKマイルC】ファンの興味は「15番枠」が1番人気?固唾をのんで待つ運命の枠順発表…ただの偶然で済まされない「幸運」を手にするのはどの馬か
  7. JRA矢作芳人調教師「馬場のことは、いつも棟広に聞いているぐらいだから」ジャパンC(G1)にコントレイルを出走させる名伯楽も信頼!『KEIBAコンシェルジュ』棟広良隆氏【特別インタビュー】
  8. 競馬・パチスロ「勝ちまくり」の無双モード!?「キャプテン渡辺」が濃厚すぎる上半期を振り返る!!【特別インタビュー】
  9. 【NHKマイルC】父は名マイラー、母もマイルG1馬の「黄金血統」、前走惨敗で評価急落も…注意しておきたい激走候補2頭
  10. 【宝塚記念】今年のグランプリは「超ハイレベル」の一戦?リバティアイランド、ドウデュースら「最強メンバー」が激突も