GJ > 競馬ニュース > 世界的良血馬ジェニアルがデビュー
NEW

武豊騎手と凱旋門賞へ! 世界的良血馬ジェニアルのデビュー戦に競馬界も熱視線!

【この記事のキーワード】, ,
0313takeyutaka_main.jpg※画像:武豊騎手

 今週の競馬は3日間開催だが、その初日18日(土)に中京競馬場で行われる未勝利戦(芝2200m)に遅れてきた「超良血馬」が登場すると話題になっている。

「武豊さんと凱旋門賞に行くのが夢。そのために買いました」

 株式会社キーファーズの松島正昭氏から壮大な夢を託されたジェニアル(牡・3歳/松永幹夫厩舎)だ。同馬はセレクトセール2015において1億6000万円で落札された。父にディープインパクト、母は2010年の仏オークス馬でその年のヨーロッパ最優秀3歳牝馬に選出されているサラフィナを持つジェニアルは、稀に見る超良血として早くから期待が寄せられていた。

 このジェニアルが競り落とされたセレクトセールの会場にはルメール騎手も訪れており、自身が主戦を務めていたサラフィナの仔を目にし、「とてもきれいな馬で母の面影がある。母はチャンピオンフィリー(全欧3歳女王)だし、ディープインパクトとサラフィナは世界で一番の配合だからすごく高いね」と大興奮したと「サンスポ」は伝えている。

 また冗談半分ながらもルメール騎手は騎乗アピールも行ったが、この馬主である松島氏は所有馬の騎乗をほぼ武豊騎手に依頼することで知られている。そのため、「父は豊が乗っていたし半分半分。1レースごとでも乗せてもらえれば」と、諦めモードだったそうだ。

 そして今週の未勝利戦ではもちろん武豊騎手が騎乗予定。超良血馬の面目躍如といきたいところだが、不安が残る面もあるという。

「デビューがこの時期にずれ込んだことからもわかるように、身体があまり強くないんですよ。デビュー戦は当初、先月26日の阪神競馬場の芝2000mが予定されていたのですが、このときは出走2週間前に体調面のアクシデントが発生したため見送りとなっています。出走すれば勝ち負けを争うレベルの走りを見せてくれたと思うのですが……」(競馬誌ライター)

 体調が弱いともあれば、連戦は避けたいところだろう。どうやら春の牡馬クラシック戦線への出走は叶いそうもない。

武豊騎手と凱旋門賞へ! 世界的良血馬ジェニアルのデビュー戦に競馬界も熱視線!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  2. 東京競馬場に約20万人が殺到!? 朝6時からの大行列、怒号飛び交う陣取り合戦、そして…競馬が最も熱い時代、歴代最多入場者を記録した当時の記憶
  3. JRA歴代1位「19万人」の歓声響いたアイネスフウジン! 今年は7万人が入場可能の日本ダービー(G1)、ウマ娘実装であの感動をもう一度
  4. JRA川田将雅「北村友一斜行」に激怒か。「不利を受けたなんて言うのは10年早い」数々の伝説と「これでも丸くなった」説
  5. JRA北村友一、横山一家と「全面戦争」勃発か…浦島状態がもたらした「立ち位置」の変化と大き過ぎた代償
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  8. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  9. JRA武豊「繰り返された愚行」に安藤勝己氏も困惑……故・近藤利一さんを怒らせた敗戦から15年、またも追いかけたディープインパクトの幻想
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛