JRA個性派オーナー「勝利の方程式」が炸裂!?「長距離の鬼」ステイゴールドの大器がリベンジの秋へ貴重な1勝!
逆襲の秋へ――。期待の素質馬がきっちりと階段を1つ上がってみせた。
15日に中京競馬場で行われたシンガポールターフクラブ賞(1000万下)は、3歳馬のシャルドネゴールド(栗東・池江泰寿厩舎)が勝利。この春の京都新聞杯(G2)3着と、クラシック出走へあと一歩で涙を飲んだ逸材が、リベンジを誓う秋に向けて大きな1勝を手にした。
「内に行って良かったです」
レース後、鞍上のM.デムーロ騎手がそうコメントした通り、最後の直線ではライバルたちが馬場の良い外を通る中、1頭だけ荒れた内側を”爆進”。この日の馬体重446kgと、父ステイゴールドに似て小柄ながらもパワフルな走りで、最後は食い下がる2着馬をねじ伏せ、単勝1.7倍という圧倒的な人気に応えた。
「最後の着差こそ1馬身差でしたが、強い内容でしたね。数字以上に見た目が小柄な馬で、課題の気性面でレース中にも悪さを見せる(デムーロ騎手は斜行で1万円の過怠金)など、まだまだ心身ともに幼い面もありますが、だんだん改善されてきているだけに先々楽しみな存在です。
春の京都新聞杯以来のレースとなりましたが、馬体も増えていましたし、今回で賞金が加算できたことは秋に向けて大きいと思います。気性面でさらに進歩が見られれば、菊花賞でも面白い存在になりそうです」(競馬記者)
デビュー戦で札幌2歳S(G3)の勝ち馬ロックディスタウンや、ホープフルS(G1)の覇者タイムフライヤーと差のない競馬をしていた大器。
2歳12月の葉牡丹賞(500万下)でも、後の皐月賞3着馬ジェネラーレウーノとハナ差の接戦を演じ、続く500万下では後に青葉賞(G2)で2着し、日本ダービー(G1)でも4着に好走したエタリオウを完封している。本来なら春のクラシック路線に乗っていたハズの逸材だが、陣営が「コズミやソエに悩まされた」と話す通り体質に課題があった。
しかし、だからこそこの夏の自己条件戦で”一発回答”できたことは、この馬にとって非常に大きい。これで馬体の成長を促しながら、ゆとりを持って秋の大舞台に挑むことになりそうだ。
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