真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.05.17 09:17

美浦トレセンで39年ぶり「大移動」関東馬の巻き返しへ超高額「新兵器」導入! オークス出走のソウルスターリング、フローレスマジックへの影響は!?
編集部

近年「西高東低」といわれなくなってきた競馬界だが、それでもまだ関西馬の猛威は続いている。
今春の連続G1開催は、尽く関西馬が勝利。昨年の年度代表馬キタサンブラックを筆頭に、桜花賞と皐月賞も制覇。先日のNHKマイルCでアエロリットが気を吐いたが、関東馬の勝利はその1勝だけに留まっている。
そんな背景もあって今月、美浦のトレーニングセンターでは大きな動きがあった。
1978年の開場から39年が経ったことを受け、新厩舎を設立。今月に入ってから順次「引っ越しの作業」が行われるようだ。単純に、老朽化の進んでいた厩舎施設が最新版にモデルチェンジするだけでも大きな進歩が期待できるが、その一環として”新兵器”が導入されることにも大きな注目が集まっている。
1台1200万円という費用が掛かるウォーキングマシンは、すでに育成牧場を中心に必須の調教施設として広く普及しているが、トレセンの厩舎に導入されるのは今回が初。ライバル栗東にもまだ導入されていないだけに、大きな成果が期待できそうだ。
強度の低い運動を継続して促すことで、サラブレッドのフィットネスを維持する効果があるとされるウォーキングマシン。新厩舎移転に伴って導入を決めた木村哲也調教師は『デイリースポーツ』の取材に「ウオーミングアップ、クーリングダウンで使うことになると思います。背中の弱い馬など、人が乗らずに調整できるメリットはありますね」と好感触を得たようだ。
今週末のオークスにもフローレスマジックを送り出す有力厩舎だけに、今後の活躍が注目される。
PICK UP
Ranking
5:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- JRA二ノ宮敬宇調教師引退は「体調」の問題か……残した海外伝説と「最後の末脚」
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!