08’菊花賞の覇者は、”癒し系”転向でファンもギャップ萌え!?|オウケンブルースリ
かつて観衆を沸かせた名馬の“今”を紹介!
走り終えた今も、観衆を魅了したあの日の輝きは、決して色褪せない。
全国で暮らす、名馬の個性と“今”を集める『ウチの子はあの名馬!個性にLOVE❤︎ 引退馬コレクション』をお届けします!
今回のコレクションは、2008年の菊花賞(G1)などを制した、オウケンブルースリ!
現在は、北海道浦河郡にあるうらかわ優駿ビレッジAERUで暮らしているとのこと。
そのお世話をしている太田さんにマル秘情報をたくさん聞いちゃいました!
太田 篤志 さん
(うらかわ優駿ビレッジAERU 乗馬課マネージャー)
ウマ歴:20年くらい
出身地:北海道・札幌市
趣味:ナイショ
特技:ナイショ
オウケンブルースリ
ニックネーム|オウケン、アチョーくん等
生年月日|2005年2月24日
生産者|ノーザンファーム
馬主|福井明
戦績|27戦5勝(2着5回,3着2回)
獲得賞金|5億386万円(中央)
主な勝鞍|2008年菊花賞(G1)
父|ジャングルポケット
母|シルバージョイ
母父|Silver Deputy
ここにきた日|2023年1月20日
同じ浦河町内のイーストスタッドで種牡馬として過ごしていたオウケンブルースリですが、種牡馬を引退することになり、AERUさんで功労馬として余生を過ごすことになったそうです。
こちらの施設では、功労馬として繋養していたタイムパラドックスが2022年に亡くなり、功労馬がウイニングチケット・スズカフェニックスの2頭のみだったこともあり、お引き受けされたとのこと。
同じ町内なので輸送の負担も少なく、馬へのストレスも少なく済んだようです。
この記事と同じく『Loveuma.』で連載中の、『AERUで会える!』では、オウケンブルースリがAERUにやってきた日の様子をご覧いただけます!
ぜひそちらもチェックしてみてください!
『ようこそ?オウケンブルースリ?✨AERUに新しい仲間がやってきた‼️』
なるほど、、、派手なお顔とは対照的に、感情の波は穏やかなんですね!
担当している太田さんに、オウケンの”印象的なエピソード”を聞いてみました!
「3月からスズカフェニックスと同じ放牧地にしているのですが、ある日、繊細なスズカが興奮して放牧地を走り回っていたのですが、同じ放牧地のオウケンは、そんなスズカを尻目にいつもと変わらず青草をのんびり食んでいたこと。スズカの性格と対極にいるんだなぁと驚きました。」
確かに前回紹介していただいたスズカの個性ポイントとはほぼ真逆ですね!
「考えるな、感じろ」(ブルース・リーの名言)とつぶやいていそうなお顔です(笑)
※スズカフェニックスの記事をまだお読みでない方は、こちらからご覧ください!
07’高松宮記念制覇のスピード狂は快速ヘドバンでかまってアピール!?|スズカフェニックス
スズカフェニックスとオウケンブルースリを同じ放牧地にした初日、興味津々で近づくスズカとは対照的に、オウケンは、ほとんど無関心だったようです。
2023年1月からAERUに仲間入りしたオウケンブルースリ。
競走馬時代から一目でわかる大流星などが人気でファンも多い馬です。
AERUに来てからはマイペースさに拍車がかかり、18歳とは思えない落ち着きっぷり(ちょっとジジくさい?)です。
癒される顔立ちや性格が、見学に来た方のハートを射抜いていっております?
オウケンとスズカの《静と動》の新コンビ、ぜひ会いに来てみてくださいね?✨
太田さん、オウケンのマル秘情報をたっぷりご提供いただき、ありがとうございました!
ちなみに、オウケンの見学は予約不要で受け付けておられるそうです!
※団体の場合は事前のお問い合わせが必要になります。
そしてうらかわ優駿ビレッジAERUさんのSNSからも、その姿をチェックできるので、ぜひフォローしてみてください♫
Twitter|@aeru_joba
Instagram|aeru_urakawa
Facebook|@aeru.urakawa
WEBサイト|https://aeru-urakawa.co.jp
協力:うらかわ優駿ビレッジAERU
取材・文:片川 晴喜
制作:Creem Pan
著作:Creem Pan・GJ
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛