真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.07.03 08:41
レイデオロ「全弟」がついにデビュー!オークス&日本ダービー「W制覇」クラシックの主役を務めた藤沢和雄厩舎は「2歳馬」も超良血揃い!
編集部
藤沢調教師がレイエンダと並べて「この2頭はクラシック候補になる」と期待する逸材。父のハーツクライは今年のクラシックでもダービー2着のスワーヴリチャードや桜花賞2着のリスグラシュー、オークス3着のアドマイヤミヤビ、オープンを2勝したアダムバローズなどの活躍馬を輩出し、存在感を存分に見せつけている。本馬も東京2400mで期待したくなる配合だ。
師が「品を感じる素材」と語る逸材はすでに入厩を済ませており、レイエンダと同じく札幌開催でのデビュー(8月13日、芝1800m)が予定されている。なお、鞍上はこちらもルメール騎手が予定されている。
半兄が阪神C(G2)を勝ったロサギガンティアと、厩舎ゆかりの血統として期待されているのがウェストブルック(牡2歳、父ディープインパクト)だ。
フジキセキ産駒の兄ロサギガンティアは現在マイル前後での活躍が目立つが、3歳春にスプリングS(G2)を勝つなど早くから頭角を現していた。父がディープインパクトに替わったことで距離の融通が利くようになったため、目標はあくまでクラシックになりそうだ。師も「ロサギガンティアのような硬さがなくて、いい馬」と評価しているように、今度はトライアルだけでなく、本番でも見せ場を作りたいところだ。
すでにデビューしている組では先月の新馬戦で4着に敗れたファストアプローチ(牡2歳、父Dawn Approach)の巻き返しが期待される。
デビュー戦こそ4着に敗れたが、最後の直線で行き場を失う不利があった。叔父に今年の宝塚記念(G1)を勝ったサトノクラウンがいる血統で、父Dawn Approachは日本でまだ実績がないが、祖父のNew Approachが今年数少ない産駒から青葉賞2着のベストアプローチを輩出。日本の馬場に高い適性を示している。デビュー戦の東京1400mは如何にも忙しそうで、距離が延びれば大きな変わり身が期待できそうだ。
牝馬は昨年のオークスで2着したチェッキーノを叔母に持つパスティエーラ(父キングカメハメハ)が楽しみな存在だ。
PICK UP
Ranking
11:30更新- 武豊「非常識な最高速」でチェルヴィニア置き去り…他馬を凌駕する切れにC.ルメール「ドウデュースと同じ走りは出来ない」
- 【チャンピオンズC(G1)展望】絶対王者レモンポップVS無敗ヤマニンウルス!? 最初で最後の頂上決戦は実現するのか
- ハーツクライ産駒でも走りはディープインパクト?有馬記念に潜むファンの夢と希望とロマンと甘い罠
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- レモンポップの勝利が霞んだ12番人気2着ウィルソンテソーロの激走秘話。今年もチャンピオンズCはこの人気薄穴馬が絡む!?
- 【チャレンジC(G3)展望】来春見据えダノンエアズロック、コガネノソラ登場! 3歳優勝のベラジオオペラ、レイパパレは翌年の大阪杯(G1)勝利
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛