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宝塚記念(G1)ソールオリエンスの評価真っ二つ!? 安藤勝己氏「頭打ち」VS田原成貴氏「豪脚を発揮してくれる」

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撮影:Ruriko.I
撮影:Ruriko.I

 23日の京都競馬場で行われる宝塚記念(G1)。上半期を締めくくるグランプリレースは、ドウデュースなどG1馬4頭を含む精鋭13頭がそろった。

 レース前日時点の人気を見ると、やはりドウデュースが単勝1番人気に支持されそう。これを僅差で追うのがジャスティンパレスで、やや離れた3番人気以下にブローザホーンや、ベラジオオペラ、プラダリアなどがひしめき合う展開となっている。

 春のグランプリで大きなカギを握るのが当日の馬場だろう。土曜の京都芝コースは良馬場で始まったが、夕方から降り始めた雨が日曜にかけて断続的に降り続く予報。深夜帯の予想雨量が1時間6~7ミリに達しており、レースは重か不良での開催が濃厚だ。

 ドウデュースは国内で良馬場しか経験がなく、ジャスティンパレスも稍重を1度走っただけ。2頭ともに鋭い切れ味を武器としているだけに馬場悪化はプラス要素とはならないだろう。

昨年の皐月賞馬ソールオリエンス 撮影:Ruriko.I
昨年の皐月賞馬ソールオリエンス 撮影:Ruriko.I

 そこで浮上するのが昨年の皐月賞(G1)を制したソールオリエンス(牡4歳、美浦・手塚貴久厩舎)である。

 デビューから無傷の3連勝で牡馬クラシック1冠目を制した際は“世代ナンバーワン”の呼び声も聞かれたが、日本ダービー(G1)でタスティエーラに惜敗を喫して以降は6連敗中。特に年長馬が相手の近3走は不甲斐ない競馬が続き、著しく評価を下げている。

 今回は7~8番人気に落ち着きそうだが、そんなソールオリエンスを「頭打ち」状態と切り捨てたのが元JRA騎手の安藤勝己氏だ。21日に公開された自身のYouTube『アンカッちゃんねる』に出演した同氏は、宝塚記念に出走する13頭を格付け。ソールオリエンスをB評価とした上で、「最近の成績が3歳の時とはまるで別馬のよう」と評した。

「ここ最近の競馬を見る限り一変はどうかな」と一貫して手厳しいコメントを並べた上で、4歳馬の世代レベルにも疑問を呈し、昨年の皐月賞で見せた豪脚の復活は「ここではない」とした。

ソールオリエンスに復活の気配を感じ取る田原成貴氏

 一方で、安藤氏とは対照的に、ソールオリエンスに復活の気配を感じ取っている人物もいる。

 それが安藤氏と同じく元JRA騎手で現在は『東京スポーツ』に在籍している田原成貴氏である。

 こちらは21日に公開されたYouTube『東スポレースチャンネル』に出演。恒例となっているレースの展開予想を披露するとともに、ゴール前の攻防までシミュレーションを行った。

 興味深かったのは安藤氏と同じく、ドウデュースを高く評価していたことだ。稽古での動きや馬体の充実ぶりを根拠に「圧倒的強さを見せつけるのではないかな」と、有馬記念(G1)に続くグランプリ連覇を予想した。

 そんなドウデュースの対抗格として、名前を挙げたのがソールオリエンスだった。

「(道中で)脚を溜めて、最後の直線に懸けるレースをする」と、ソールオリエンスの動きを予想した田原氏。ドウデュースの真後ろに控えて、勝負所で追いかけるように進出していけば、「皐月賞の時のような豪脚を発揮してくれるんじゃないかな」と語気を強めた。

「最近は成績が振るっていないが、皐月賞馬ですし能力はG1馬としてやれる馬だと思っています。メンバーも強いですが、しっかりこの馬の能力を出し切れるように頑張りたい」

 共同会見でそう意気込みを語ったのはソールオリエンスの主戦・横山武史騎手だ。ダービーで2着に敗れた際に「古馬になってからの馬だと思います」とパートナーを評していたが、それが偽りでなかったと証明できるか。元騎手だけでなく、ファンの間でも評価が分かれるソールオリエンス。その走りに要注目だ。

GJ 編集部

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