GJ > 競馬ニュース > 武豊「10年ぶり」に関西の名門とG1タッグ
NEW

【札幌記念】武豊「10年ぶり」に関西の名門とG1タッグ!ドゥラエレーデは藤岡佑介に乗り替わり…シャフリヤールの追い切りに「さすがダービー馬」

札幌記念に出走予定のドゥラエレーデ 撮影:Ruriko.I
札幌記念に出走予定のドゥラエレーデ 撮影:Ruriko.I

 18日に札幌競馬場で行われる第60回札幌記念(G2)。夏競馬の期間中に開催される唯一のG2には、G1級のメンバーが出走するケースも多く、近年はG1への昇格を望む声も頻繁に聞かれるようになった。

 出走を予定しているメンバーは昨年の優勝馬プログノーシス、2着のトップナイフをはじめ、ダービー馬シャフリヤール、皐月賞馬ジオグリフ、ステラヴェローチェにボッケリーニなど重賞勝ちのある実績馬が複数。夏の札幌を大いに盛り上げてくれそうだ。

ドゥラエレーデは乗り替わり、レジェンドの新たなパートナーは?

 中でも注目したいのは、4日のエルムS(G3)で2着に入ったドゥラエレーデが、中1週でこのレースに参戦を表明したことである。

 武豊騎手と初コンビを組んだエルムSで敗れたものの、手綱を取ったレジェンドから「さすがG1ホースです」というコメントが出たように実力は確か。本馬はダート路線のトップクラスの1頭だが、2歳時にホープフルS(G1)を制しており、芝でも大きな割引とはならないだろう。

 ただ、前走で手綱を取った武豊騎手ではなく、今回は藤岡佑介騎手との新コンビで挑むことも発表された。

「鞍上が固定されないことで有名なドゥラエレーデですが、ついに藤岡佑騎手で10人目のパートナーですか。こちらについては、タフな馬ですから中1週の強行軍はそれほど気にならないです。

むしろ驚いたのはシャフリヤールと武豊騎手の新コンビ決定ですね。本来なら松山弘平騎手が騎乗する予定でしたが、先日の騎乗停止で乗れなくなっていました。代役としては申し分ない騎手ですね。

シャフリヤールは関西の名門である藤原英昭厩舎の管理馬ですが、あまり見かけないコンビ。しかもG1馬に騎乗するとなると、かなり久しぶりじゃないかと思います」(競馬記者)

 確かに「武豊×藤原英昭」のコンビを見掛けるのは年に数回程度。2017年や23年はわずか一度しかなかったように、それほど親密な関係とは言い難い。おそらく今回の騎乗依頼は馬主サイドの意向も含まれている可能性がありそうだ。

 ちなみに近年で藤原厩舎のG1馬に騎乗したケースは、トーセンラーに騎乗した2014年の有馬記念(G1、8番人気8着)が最後。早速、7日の1週前追い切りで初コンタクトを取った武豊騎手は「さすがダービー馬ですね」と好感触を掴んだ様子だった。歴代最多ダービー6勝を挙げているレジェンドの華麗な手綱捌きに注目だ。

GJ 編集部

GJ 編集部

真剣勝負の裏にある真実に切り込むニュースサイト「GJ」の編集部です。これまで作成した記事は10000本以上。競馬歴10年超えの情報通が業界の「しがらみ」を取り払った「本音」や「真実」にも臆することなく、他のサイトとは一線を画したニュース、サービス提供を行っています。

真剣勝負の真実に切り込むニュースサイト「GJ」

Twitter:@GJ_koushiki

Instagram:@goraku.horse.racing0505

【札幌記念】武豊「10年ぶり」に関西の名門とG1タッグ!ドゥラエレーデは藤岡佑介に乗り替わり…シャフリヤールの追い切りに「さすがダービー馬」のページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
  2. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. アイドル女性騎手の電撃移籍にファンは「セクハラ、パワハラ」疑惑を心配? 主催者は否定も……体調不良から復帰したスーパールーキーに待ち受ける厳しい現実
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  8. お宝馬券がザクザク…2024年の荒れたレース、3連単とWIN5には夢がいっぱい
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!