「外国人信者」の大物調教師に超豪華な年間プラン!?ブレイクした若手騎手に求められるのは忍耐力か

J.モレイラ騎手の優勝で幕を閉じた今年のワールドオールスタージョッキーズ(以下WASJ)。今年から当該年または過去2年で5位以内の成績を収めた騎手に来年度の短期免許申請資格が与えられることもあり、春にG1・2勝の条件をクリアできなかった同騎手にとっても朗報となった。
また、各レースの騎乗馬が抽選によって決まるWASJならではの光景も非常に興味深かった。
滅多に見ることのできないミルファームの勝負服を着た武豊騎手やC.ルメール騎手の姿も見られれば、ルメール騎手にNGを出している了徳寺健二ホールディングスとのコンビも実現していた。
抽選だからこそ珍しいコンビも実現するWASJ
このシリーズは過去、武豊騎手が近藤利一オーナーの所有馬に騎乗した際にも話題を集めた。アドマイヤミリオンが抽選で当たり、しかもそれが疎遠の原因ともなった松田博資調教師の馬ということもあって注目は大きかった。関係者も表面上は笑顔で対応していたが、お互い内心は複雑だったはず。普段は見掛けない人馬が意外なコンビを組むこともあるのも楽しみのひとつだ。
そしてモレイラ騎手と同じく日本ですっかりおなじみとなったD.レーン騎手も、わずか2日間の騎乗ながら十分な爪痕を残した。WASJでは7位に終わったものの、日曜札幌メインのキーンランドC(G3)でサトノレーヴを見事な騎乗で勝利に導いた。初騎乗だったにもかかわらず、長年コンビを組んだお手馬のように操る完璧過ぎる手綱捌きだった。
巧みな騎乗を見せた外国人騎手2人の活躍に目を細めた人物がいたとすると、おそらく堀宣行調教師だろう。
同厩舎は現在、37勝を挙げて関東リーディングを独走中。先週の開催では管理馬を4頭出走させたが、いずれも札幌でレーン騎手とモレイラ騎手を起用した。堀調教師の外国人騎手ひいきは昔から有名で、モレイラ騎手の条件クリアは好材料である。
「とはいえ、一部ではWASJで5位以内というのはあまりにハードルが低すぎるのではないかという声も上がっていました。R.ムーア騎手やW.ビュイック騎手といった世界的なトップジョッキーが集まるのなら理解できますが、日本でこれといった成績を残していない騎手も対象に入るのも問題です。
これではモレイラ騎手やレーン騎手を優遇するためのルール改正と言われても仕方がないでしょう。自国のリーディングでトップを取る苦労に比べたら、難易度は雲泥の差といえますからね」(競馬記者)
外国人騎手の優遇で割を食うのは若手騎手?
そして、これによって堀厩舎の外国人騎手の起用プランも目途が立った。年明けは春先に大活躍したR.キング騎手、春のクラシックシーズンはレーン騎手。秋以降はムーア騎手という布陣。それ以外はモレイラ騎手や厩舎スタッフの息子である佐々木大輔騎手を起用するイメージだろうか。
ただ、そういった状況下で割を食うのはブレイク中の佐々木騎手か。この夏は堀厩舎の馬で多数勝利したが、先週のように外国人騎手が来た途端に依頼がなくなる。先週は他厩舎の管理馬に12鞍騎乗したものの、連対すらなく全敗。これからは都合のいい扱われ方でも納得できるかが鍵となりそうだ。
過去、石橋脩騎手も似たようなポジションだったが、いくら調教に乗ってもいくら結果を出したとしても外国人騎手が来たらお役御免。外国人騎手信者といえる堀調教師の方針に変わりはない。
まだ3年目でひたむきな姿勢を見せている佐々木騎手とはいえ、そのうち嫌気が差して疎遠になるかもしれない。
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