真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.08.11 07:10

CBC賞(G3)で復活したシャイニングレイがまたも戦線離脱! 「未完の大器」は再度復活することができるのか?
編集部

「現時点では無理はしない方がいいと判断しました」
シャイニングレイ(牡5歳、栗東・高野友和厩舎)を管理する高野調教師は無念をにじませながら、「サンスポ」の取材にこたえた。同馬は脚元に疲れが出たため予定していたスプリンターズSへの出走を見送り、秋のローテーションが白紙になったという。
シャイニングレイは2歳時にホープフルS(G2)を制覇。クラシック候補馬として期待されていたが、トライアルレースの弥生賞で7着に敗れ、さらにその後は左前脚の屈腱炎を発症し、長期休養を強いられてしまう。屈腱炎は競走馬の「最大の敵」であり、多くの馬たちが発症しターフを去っていた。
シャイニングレイも過去の競走馬と同様の道を歩むかとも思われていた。だが約2年の休養を経て復帰。復帰戦は6着、次走は14着と振るわなかったものの、スプリンターに路線に変更したことが功を奏し、3戦目の安土城Sを快勝。そして先月に開催されたCBC賞ではこれまでに見せなかった後方からの競馬を展開し、最後の最後で先を行くライバルを交わし、約2年6カ月ぶりに重賞優勝を決めていた。
CBC賞を制したあと高野調教師は「脚元に不安もないし、今は短いところの方がストレスなく走れている。ポテンシャルは相当高い」と話し、今後の走りにも期待が高まっていたのだが……。
PICK UP
Ranking
17:30更新浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 宝塚記念(G1)団野大成「謎降板」に関西若手のエースが関係!? 武豊の不可解な登場と突然のフリー発表…関係者を激怒させた「素行不良」の舞台裏
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- JRA高松宮記念(G1)浜中俊「もういいでしょ」若さ故の過ちから4年! 苦い経験を活かす絶好のチャンス、「被害者」武豊から託されたレシステンシアと重なるアノ馬
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは