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CBC賞(G3)で復活したシャイニングレイがまたも戦線離脱! 「未完の大器」は再度復活することができるのか?

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0307shininglay_01.jpg※画像:シャイニングレイ 『JBISサーチ』より

「現時点では無理はしない方がいいと判断しました」

 シャイニングレイ(牡5歳、栗東・高野友和厩舎)を管理する高野調教師は無念をにじませながら、「サンスポ」の取材にこたえた。同馬は脚元に疲れが出たため予定していたスプリンターズSへの出走を見送り、秋のローテーションが白紙になったという。

 シャイニングレイは2歳時にホープフルS(G2)を制覇。クラシック候補馬として期待されていたが、トライアルレースの弥生賞で7着に敗れ、さらにその後は左前脚の屈腱炎を発症し、長期休養を強いられてしまう。屈腱炎は競走馬の「最大の敵」であり、多くの馬たちが発症しターフを去っていた。

 シャイニングレイも過去の競走馬と同様の道を歩むかとも思われていた。だが約2年の休養を経て復帰。復帰戦は6着、次走は14着と振るわなかったものの、スプリンターに路線に変更したことが功を奏し、3戦目の安土城Sを快勝。そして先月に開催されたCBC賞ではこれまでに見せなかった後方からの競馬を展開し、最後の最後で先を行くライバルを交わし、約2年6カ月ぶりに重賞優勝を決めていた。

 CBC賞を制したあと高野調教師は「脚元に不安もないし、今は短いところの方がストレスなく走れている。ポテンシャルは相当高い」と話し、今後の走りにも期待が高まっていたのだが……。

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