武豊「来年は地獄」? 「オーナー激怒」のウワサ飛び交う非情乗り替わりではすまない「スキャンダル」の余波
15日に発表された、マイルCSに参戦するエアスピネルの「鞍上交代」。これまで同馬と苦楽をともにしてきた武豊騎手から、R.ムーア騎手に代わったわけだが……。
この決定にファンからは「不可解」「武さんのほうが絶対にいい」と不満が爆発している状況だ。先週の調教での落馬負傷→騎乗自重という流れがあったが、今週日曜からは騎乗復帰。復帰するならエアスピネルに騎乗させるべきでは、という意見も多い。
エアスピネルを管理する笹田調教師は「武豊騎手のケガの状態と、舞台がG1であることを考慮して、オーナーサイドと最善の形を取りました」としているが、オーナーからすれば、万全でない可能性のあるジョッキーを大事なG1に騎乗させたくはないだろう。これは心情的に十分理解できる。
「記者の間でも『オーナーが怒ったのではないか』ともっぱらですよ。調教での負傷による騎乗自重の発表翌日には、『フライデー』(講談社)から不倫疑惑のスクープも出されました。エアスピネルにとって最大のチャンスといえるレースの直前にこのような醜聞が出たことで、オーナーが呆れ果てたという可能性は捨て切れません。
『エア』の冠名のラッキーフィールドは、エアグルーヴやエアシャカールなど武騎手とのコンビでG1を複数勝利してきた、いわば蜜月な関係。富士S勝利の際にはオーナーの娘さんに向けて『投げキッス』をしたことも話題になりました。そんな中での今回の乗り替わり。今夏、一時天皇賞を目指し札幌記念にエアスピネルが参戦した際は、キタサンブラックとのバッティングを避けるためにC.ルメール騎手に乗り替わりましたが、今回の深刻度はまったく違うものといえそうです」(記者)
武騎手と往年の関係を築いてきたオーナーとの間に「亀裂」が生じてもおかしくはないのかもしれない。因果関係は謎だが、スキャンダル直後の騎乗ができなかったというのは心象もよくないだろう。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛