GJ > 競馬ニュース > 刺客トーセンバジル
NEW

天皇賞・春(G1)”最強”藤原厩舎の刺客トーセンバジル覚醒! 「世界最強」と互角に渡り合ったその「真の姿」とは

【この記事のキーワード】, ,
天皇賞・春(G1)最強藤原厩舎の刺客トーセンバジル覚醒! 「世界最強」と互角に渡り合ったその「真の姿」とはの画像1

 今や飛ぶ鳥を落とす勢いの藤原英昭厩舎。全国リーディングトレーナー1位、連対率5割、複勝率は6割近くを誇る。つまり、藤原英厩舎の馬を軸にして馬券を買うことが馬券を当てる近道といった状況だ。決して出走馬が少ないわけではなく、しかしこの成績を出していくということは、相応の「仕上げる技術」があるということだ。

「基本、若い助手であっても担当した馬に合ったメニューを助手自身が考えてトレーニングを行なうのが藤原スタイル。その厩舎力があってのこの成績、大したものですよ」(現場記者)

 競馬界でもこのスタイルで高いアベレージを叩き出しているのは凄いの一言である。

 そんな藤原英昭厩舎が今週の天皇賞・春(G1)に送り込む馬が、トーセンバジルである。前評判ではさほど名前が上がらないこの馬のプロフィールを紹介したい。

 馬主は島川隆哉氏、ノーザンファームで生産されたこの馬が2012年セレクトセールに上場され、島川オーナーが取引価格1億4175万円で落札。父•ハービンジャー、母の父•フジキセキ。母の母•エヴリウィスパーは、これまでトーセンジョーダン、アドマイヤキラメキ、ダークメッセージ、トーセンホマレボシなどを輩出しているなかなかの名繁殖牝馬。一発を秘めた素地がある血統である。

 2014年6月に阪神でデビュー。2015年、3歳春は弥生賞(G2)5着、京都新聞杯(G2)4着で皐月賞、ダービーには出られず。秋は神戸新聞杯(G2)3着で菊花賞に向かうも、調教中に右前脚を痛めて(挫石)出走取りやめ。そのまま休養に入る。2016年復帰し、3連勝してオープン入りするといきなりジャパンカップ(G1)に挑戦。11着も陣営の期待を示す出走であった。2017年は、春に阪神大賞典3着、秋は京都大賞典2着と力を見せ、冬に香港ヴァーズ(G1)に挑戦。鞍上にJ.モレイラ騎手を配し、ハイランドリール、タリスマニックの3着に食い込む。世界のG1でも十分通用することをアピールできた。

天皇賞・春(G1)”最強”藤原厩舎の刺客トーセンバジル覚醒! 「世界最強」と互角に渡り合ったその「真の姿」とはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA伝説レコード「1:57.8」サッカーボーイの謎に迫る。1988年から「32年間」不滅、最有力は当時の函館が「洋芝ではなかった説」だが……
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  7. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  8. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  9. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  10. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分