GJ > 競馬ニュース > 刺客トーセンバジル  > 2ページ目
NEW

天皇賞・春(G1)”最強”藤原厩舎の刺客トーセンバジル覚醒! 「世界最強」と互角に渡り合ったその「真の姿」とは

【この記事のキーワード】, ,

 ここまで焦らずに馬の成長を待ち、脚腰がパンとしてきてから使い出す、藤原英調教師の粘り強い育成方針が身を結びつつある。

 さて、今年のバジルの始動だが、3月の日経賞にM.デムーロを鞍上に迎えて出走。5着と案外の結果に終わっているのだが、これはデムーロが「馬場が悪く、脚を取られて、ずっと下を気にしていた」「道中ずっと右にもたれていた」などと談話を残したように、バジルは重馬場が下手なようで、それで5着であれば上々。ミルコ自身も天皇賞春とセットで騎乗依頼を受け、今のところ週末の雨の予報はないせいか、この負けをあまり気にしていない様子。現にこの中間も「明らかに一度叩いた効果で馬が良くなっている」(同記者)とのことで、日経賞の時よりも馬の状態が上がっていることを陣営は良しとしているようだ。

 トーセンバジル自身、この京都の芝は5戦2着2回4着1回。決して不得手というわけではない。これまで長距離ばかりを使われてきたのでスタミナ勝負は望むところ。肝心なスピードも、過去18戦で上がり3Fタイム3位までに入ったのが13回もある(計測しない香港ヴァーズは除く)ところから、まったく問題ない。

 最後に、藤原英調教師が昨年香港のレース後に「先着の2頭は世界で走る馬だから。このメンバーで戦えるのは楽しい。(中略)また来年挑戦したい」とコメントしたのは、もちろんトーセンバジルでふたたび香港に出て優勝するという夢があるからこそ。ならば「バジルはここで負けてなどいられない」という気持ちでいるに違いない。

天皇賞・春(G1)”最強”藤原厩舎の刺客トーセンバジル覚醒! 「世界最強」と互角に渡り合ったその「真の姿」とはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【NHKマイルC】世代わずか「6頭」も驚異の高打率! ジャンタルマンタル、ノーブルロジャーの父に「第2のスワーヴリチャード」の期待
  2. リバティアイランド、ドゥレッツァ「戦線離脱」に思うドゥラメンテの儚さ。そして思い出されるアグネスタキオンとの共通点
  3. 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
  4. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも【日本ダービー】武豊がキタサンブラック弟と挑む最多7勝目【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
  5. 【NHKマイルC】100万馬券の使者はロジリオンとシュトラウス!? 過去に飛び出した100万馬券から超穴馬を読み解く!
  6. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  7. 【京都新聞杯(G2)予想】穴馬ジューンテイクに浮上の余地あり! 抜けた馬がいない混戦模様、狙いは重賞好走歴のある人気薄
  8. 【NHKマイルC】大注目の15番マスクオールウィンに「8年連続連対中」の追い風!?「令和のNHKマイルCの法則」とは
  9. 【NHKマイルC】先週に引き続き単勝でいざ勝負!C.ルメール騎手の体調が心配だけど平野ももは信じているよ!【UMAJOモモのオイシイ競馬】
  10. ステラヴェローチェに並ぶ「最速」を記録、メイショウタバルの毎日杯は凌駕…大注目の惑星が日本ダービー前哨戦に登場!