GJ > 競馬ニュース > ヴィクトリアマイル(G1)レッドアヴァンセ「目覚め」の時? 親から受け継ぐ「府中マイル適性」
NEW

ヴィクトリアマイル(G1)レッドアヴァンセ「目覚め」の時? 親から受け継ぐ「府中マイル適性」

ヴィクトリアマイル(G1)レッドアヴァンセ「目覚め」の時? 親から受け継ぐ「府中マイル適性」の画像1

 13日に東京競馬場で開催されるヴィクトリアマイル(G1)に出走するレッドアヴァンセ(牝5歳、栗東・音無秀孝厩舎)。これまで17戦4勝で重賞勝ちも経験していないが、今回の台風の目となる可能性があるとして密かに注目されている。

 レッドアヴァンセは3歳時にエルフィンS(OP)を勝利してクラシックへ。だが、桜花賞7着、オークス7着、秋華賞5着とイマイチな成績しか残せなかった。翌年からは期待されるも1600万下で凡走を繰り返し、勝ち上がりを決めたのは年の瀬に差し掛かる時期に開催されたユートピアS。一線級と呼ばれるには値しない馬だったことは確かだ。

 しかし、今年の始動戦である阪神牝馬S(G2)でその評価が一変。北村友一騎手を背に11番人気で出走したレッドアヴァンセは好スタートから終始前につけて、逃げるミスパンテールを2番手追走。最後の直線でも驚異的な粘りを見せ、後方から快速を飛ばしてきたリスグラシュー、アドマイヤリードらに先着する2着。勝ち馬のミスパンテールにアタマ差およばなかったものの、タイム差はゼロ。次走に期待が寄せられる走りを見せている。

「レッドアヴァンセの母馬は多くの重賞勝ち馬を輩出してきたエリモピクシー。図抜けた成績を残した仔こそいないものの、マイル路線で活躍したクラレント、レッドアリオン、スプリンターのサトノルパンなど安定した走りを見せる産駒が多い印象があります。

 血統背景からマイル戦は得意と見てもいいでしょう。さらに条件下から勝ち上がりを決めたレースは今回と同様の東京競馬のマイル戦です。得意の舞台で乾坤一擲の走りも期待できるのでは?」(競馬記者)

ヴィクトリアマイル(G1)レッドアヴァンセ「目覚め」の時? 親から受け継ぐ「府中マイル適性」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. JRA種牡馬フィエールマン「二軍スタート」の冷遇に疑問の声……実績はコントレイルに次ぐNo.2も問われる「3000m級」G1の価値
  4. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  5. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  10. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬