真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.05.11 08:56

ヴィクトリアマイル(G1)ソウルスターリング「復活」へC.ルメール騎手の「気持ち」は……世界的良血馬の女王返り咲き「条件」とは
編集部

昨年の最優秀3歳牝馬が、キャリアの崖っぷちに立たされている。13日に東京競馬場で開催されるヴィクトリアマイル(G1)に出走するソウルスターリング(牝4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)は、まさに正念場を迎えていると述べても過言ではないだろう。
昨年5月のオークス(G1)で、後のエリザベス女王杯馬モズカッチャン以下を寄せ付けずに阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)以来G1・2勝目を上げた際、誰がこのような未来を予想しただろうか。
父は「21世紀最強馬」とさえ称されるフランケル、母が仏オークス馬のスタセリタ。世界的に見ても指折りの超良血馬は、デビュー当初から「16冠ベビー」として注目され、その期待に違わぬ結果を残し続けていた。母と合わせて日仏のオークスを勝ったことで、将来的には凱旋門賞(G1)で世界の頂点に挑戦するという声もあったほどだ。
実際に、秋には管理する藤沢和雄調教師が秋華賞(G1)ではなく、あえて古馬王道路線に挑戦することを明言。迎えた毎日王冠(G2)では前年のダービー馬マカヒキや、海外G1馬リアルスティールを差し置いて単勝2.0倍の1番人気に支持されていた。
誰もが本馬を「今後の日本競馬界を背負って立つ存在」と期待していた。
しかし、1枠1番という絶好枠から逃げを選択し主導権を確保したものの、最後の直線でまったく伸びずに8着惨敗。ショッキングなレースぶりに、主戦のC.ルメール騎手は逃げる形になったことへ敗因を求めたが、そこから本馬の歯車が大きく狂いだした。
そこから天皇賞・秋(G1)6着、ジャパンC(G1)7着と昨秋は3連敗。しかし、歴史的名馬キタサンブラックら歴戦の古馬が相手ということで、まだ情状酌量の余地はあった。
PICK UP
Ranking
23:30更新アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA「致命的な不利」に武豊が検量室で怒り爆発!? 後のダービー馬を襲った「痛恨」アクシデント
- JRA G1未勝利騎手の「匂わせ」発言がプチ炎上!? 「もはやトップとかG1への憧れはそんなにない」ファンから批判に晒された騎乗スタンスの真意とは
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 武豊を「激怒」させた地方騎手が心中を吐露……交流G1完全制覇を阻まれた「疑惑」のJBCレディスクラシック(G1)を振り返る