真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.05.10 09:18

JRA横山典弘騎手「究極の選択」でミスパンテールを選んだ背景。ヴィクトリアマイル(G1)最大のキーマンがG1馬アエロリットを”捨てた”裏事情
編集部
13日に東京競馬場で開催される、今年のヴィクトリアマイル(G1)。その最大のキーマンはいつもの”ルメデム”でなく、騎乗停止から復帰する武豊騎手でもなく、「究極の選択」を迫られた横山典弘騎手に違いないだろう。
今回のレースを迎えるにあたって、横山典騎手には「2つの選択肢」があった。
1つは昨年のNHKマイルC(G1)の覇者であり、ここまで通算9戦すべてに騎乗しているお手馬アエロリット(牝4歳、美浦・菊沢隆徳厩舎)に騎乗すること。そして、もう1つが破竹の4連勝中の上がり馬ミスパンテール(牝4歳、栗東・昆貢厩舎)とのコンビを継続することだ。
昨今、有力騎手の騎乗馬選択の大半は代理人となるエージェントが行っている。だが、横山典騎手は昨年からエージェントを付けていない。昆貢調教師も「ジョッキーがこの馬を選んでくれた」と明言しており、横山典騎手が自らの意思でG1馬のアエロリットではなく、ミスパンテールを選択したことは明らかだ。
だが、それだけで「ミスパンテール>アエロリット」と考えるのは、いくら何でも早計だろう。
確かに前者は現在重賞3連勝を含む4連勝中と飛ぶ鳥を落とす勢いだが、後者は東京マイルのG1馬であり、前走の中山記念(G2)も+18kgという余裕残しで2着に粘った。その能力は牡馬を含めてもトップクラスだ。
したがって横山典騎手にとっても難しい選択となったことは容易に想像できるが、最終的にミスパンテールを選んだことは、単純な馬の実力だけでなく「いくつかの魅力」があったからに違いない。
PICK UP
Ranking
11:30更新アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
府中の大ケヤキ、実は「偽名」だった!? 伐採試みた作業員が死亡、サイレンススズカも散った「魔の第3コーナー」の怪、ダービーが行われる東京競馬場の都市伝説に迫る
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 武幸四郎騎手に横山典弘騎手が「絶叫」!? 武豊騎手が明かしたアノ復活劇でのエピソードに見る、弟のキャラクター
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……