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JRA横山典弘騎手「究極の選択」でミスパンテールを選んだ背景。ヴィクトリアマイル(G1)最大のキーマンがG1馬アエロリットを”捨てた”裏事情


 その中の1つが、ミスパンテールを管理する昆厩舎との信頼関係だ。

 エージェント契約を破棄したことにより、昨年から積極的に関西の栗東にも足を運ぶようになった横山典騎手。その中で培ったのが昆厩舎との関係強化だ。以前は四位洋文騎手が主戦的立場だった昆厩舎だが、今年からは横山典騎手への騎乗依頼が急増。主戦が入れ替わる状況になっている。

 その代表例が下記だ。今年の重賞レース(地方交流含む)で、昆厩舎の馬に横山典騎手が騎乗した場合の全成績には「驚きの結果」が並んでいる。

JRA横山典弘騎手「究極の選択」でミスパンテールを選んだ背景。ヴィクトリアマイル(G1)最大のキーマンがG1馬アエロリットを捨てた裏事情の画像2

 繰り返しになるが、上記は昆厩舎の馬に横山典騎手が騎乗した場合の「全成績」であり、好結果だけをピックアップしたものではない。重賞レースにおいて、両者が如何に驚異的な成績を残しているのかは一目瞭然。何よりも特筆すべきは「人気を一度も下回っていない点」だ。

 無論、だからといって3番人気以内が濃厚な今回のミスパンテールが「馬券圏内確定」と述べるのは強引なのかもしれない。

 しかし、少なくとも上記の成績は昆調教師が「勝ち負けになる」と自信を持つ馬を横山典騎手に託し、横山典騎手も「結果を求め、勝ちに行っている」からこそ実現できるものだろう。そういった意味では、両者の現在の信頼関係が如実に現れた結果ともいえる。

 さらに横山典騎手が最終的にアエロリットではなくミスパンテールになびいたことは、両馬を管理する調教師と横山典騎手の「関係」に理由がありそうだ。

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