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C.ルメール「勝つ」発言。ステルヴィオ日本ダービー(G1)に不安と期待? アーモンドアイが「モデルケース」に


 では、現在のステルヴィオの状態はどうであろうか。今週も美浦の南ウッドコースで追い切られており、全体時計6F81.4秒。ラスト1F12.7秒と末脚も速い。状態は良さそうであるの

 だが、一方ではロードカナロア産駒という短距離血統を危惧する声もある。

「中間は順調にきています。前走の疲れもなさそうですね。今週の一週前追いは、南ウッドコースで追い切りました。これは距離が2400mに延びることを考慮してのもの。オーバーワークではなく、馬なりで好時計が出ているので、問題ないとは思います。血統的に長いのはどうかという話もありますが、この調教を見てる限りでは不安は感じないですね。あとは来週の最終追い切りがうまくいってほしいです」(競馬記者)

 とはいうものの、今のところルメール騎手の”勝利宣言”が信用できるのかどうか、ハッキリとはまだわからない。しかし、今週開催されるオークス(G1)が、ひとつの指針になりそうである。ルメール騎手が騎乗するのは、1番人気が予想されるアーモンドアイ。この馬はステルヴィオと同じロードカナロア産駒。アーモンドアイ陣営は新馬以前より「長い距離はいける」と語っており、調教や調整も抜かりない。ここでルメール騎手がロードカナロア産駒の2400mの対応を習得できれば、ステルヴィオにとって大きなアドバンテージになるに違いない。

 今週のオークスの結果を踏まえた上で、最後の追い切りをしっかりと見届けたい。

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