GJ > 競馬ニュース > オジュウ「最後の壁」
NEW

JRAにピンポイントで「潰された」殿堂馬……「障害最強馬」オジュウチョウサンが超えるべき「最後の壁」は、強過ぎるが故の”歴史的遺恨”

JRAにピンポイントで「潰された」殿堂馬の伝説......今世紀「障害最強馬」オジュウチョウサンが超えるべき「最後の壁」は、強過ぎるが故に歴史的遺恨を生んだ悲運の名馬の画像1

「クリスマス開催」となった先週の競馬で、キタサンブラックが引退を飾った有馬記念と並び、ファンから大きな称賛を浴びたのが前日に行われた中山大障害(G1)だった。

 一昨年の最優秀障害馬アップトゥデイトが大逃げを打つ流れは、26年ぶりにレコードタイムを更新する死闘となった。それを2番手で追走し、最後は「新旧王者」によるマッチレースを半馬身差で制したのが、昨年の最優秀障害馬オジュウチョウサンだ。

 本馬はこれで8連勝。ジャンプG1・4連覇を決め、2年連続の最優秀障害馬を確実なものにしている。そんな現役最強ジャンパーを最後まで苦しめたアップトゥデイトの走りも「さすが」の一言。強い馬同士が全力を出し切ったレースに、改めて障害レースの面白さに気付いたファンも多いという。

 すでに「今世紀最強」という声もあり、向かうところ敵なしのオジュウチョウサン。来年以降どれだけ連勝を伸ばし、いくつのG1タイトルを積み上げられるかが焦点となりそうだ。
 
 そして、そんな最強ジャンパーに早くも挙がっているのが、史上2頭目となる「障害馬による殿堂入り」である。

 だが、オジュウチョウサンでも殿堂入りとなると、そう簡単ではないようだ。例えば、本馬は今回の中山大障害の勝利で、中山グランドジャンプを含めジャンプG1・4連覇を達成。

 ジャンプG1が創設されて以降では史上初の記録だが、実はバローネターフというかつての名ジャンパーが中山大障害を5勝(当時は中山グランドジャンプを中山大障害・春、中山大障害を中山大障害・秋と呼び同一に扱われていた)している。

 だが、このバローネターフでさえ殿堂入りの高き壁に阻まれているのが現実だ。

JRAにピンポイントで「潰された」殿堂馬……「障害最強馬」オジュウチョウサンが超えるべき「最後の壁」は、強過ぎるが故の”歴史的遺恨”のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  2. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  3. 成績低下のM.デムーロ、三浦皇成に「不穏」な噂…腕だけなく馬質も重要な騎手業、彼らが不満を隠せなかった「決定的な理由」とは
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  6. 天才・武豊と帝王・岡部幸雄の意地がぶつかり合った「天と地」の決戦。天皇賞・春(G1)に25年の時を経て再び訪れた「世紀の対決」
  7. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  8. JRA“6億円馬”ディナシー「セレクトセール最高落札馬は走らない」負の格言代表的存在が繁殖牝馬セールへ
  9. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
  10. サトノアラジンに「鬱」疑惑!? 香港マイル(G1)に挑む日本マイル王の電撃引退の「裏事情」とは