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JRA小牧太「落馬重傷」で「引退」に現実味……「奇跡の復活」三浦皇成と似た状態も、26歳と50歳の差大きく……

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 実際にJRAの現役で小牧騎手よりも年上なのは、51歳の柴田善臣騎手ただ1人。現役ながらレジェンドと呼ばれる武豊騎手よりも2つ年上で、いつ引退してもおかしくない年齢だ。

 明るい性格で『netkeiba.com』では、コラム『太論』を長く連載する人気騎手。そのコラム内では、専属トレーナーから「50歳とは思えない身体」とお墨付きをもらっていた小牧騎手だが、カムバックは相当厳しいと述べざるを得ないだろう。

「今回の落馬の原因となったのは、小牧騎手本人が強引な進路取りをしようとしたことが発端です。JRAも落馬の原因が小牧騎手自身にあると判断し、レース後に過怠金10万円の処分を下しています。

実は、小牧騎手は昨年も度重なる騎乗停止処分があり、そのいくつかの原因が自らの判断ミスであったり、騎乗技術の衰えによって引き起こされた可能性があるもの。親しい関係者からは、昨年の段階から『もう危ないから、無理せず引退した方が良い』という声もありました」(同)

 記者が話す通り、小牧騎手は昨年36勝と2004年にJRAへ移籍してからは最低の成績に終わった。さらに今年はここまでわずか5勝、リーディング72位と大苦戦。本人もコラムを通じて「なかなか勝てない」と話しており、今回の落馬事故にはそういった”焦り”もあったのかもしれない。

 ネット上では一部のファンから”引退説”が流れるものの、「心配だわ……」「1日でも早く復帰してほしい」「回復を祈ってます!」「鉄人小牧の復活を信じてる」など励ましの言葉も多く見受けられる。

 まだ細かい状況は明らかになっていないが、わずかでも軽症であること、そして復帰に望みが残ることを祈りたい。

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