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JRA「トラブル続き」新馬がデビュー。エポカドーロだけじゃない「最強」藤原厩舎が送り込む逸材

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 デビュー直前に不意をつかれた陣営とヴァンドギャルドだったが、早期治療もあってか直ぐによくなり調教も再開されると、9月12日の栗東CW調教では「82.9 – 66.7 – 51.4 – 38.0 – 12.0」と好タイムをマーク。そこで陣営は22日の阪神・芝1600m新馬戦でデビューを決断した・・・しかし、またしても、ヴァンドギャルドと陣営に不運が舞い込む。12日の調教にも跨り同馬の感触を掴んでいた鞍上の福永祐一騎手が、16日の阪神6Rで落馬、頭蓋骨骨折が判明し騎乗できなくなったため、急遽鞍上確保を余儀なくされた。何とか、土壇場で今年乗りに乗っている北村友一騎手を確保できたようだ。

 9月19日の当週追いは「走りやすさ、軽さということを考慮して最終追い切りは芝コースにした」と藤原師は語る。このあたりが突発的な事態が起きても臨機応援に対応し、何事もなかったかのように出走に漕ぎ着られるという、超一流ベテラン調教師「藤原英昭氏」の凄さを垣間見た瞬間だ。皐月賞馬エポカドーロの胸を借り、芝コースで軽めながらも0.9秒追走しての併入追い。心身ともに並みの2歳馬ではないだろう。

 フランス語で名付けられた同馬の馬名、Vin de Gardeとは「長期熟成しておいしくなるワイン」 。その名の通り、藤原英昭調教師というベテランソムリエがセレクトした高級なワインになるに違いない。調教師の手腕も含め、見逃せない一戦となりそうだ。

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